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オーガニックナチュラルサロネーゼ急増中!

2017.1.31

時代がナチュラルに変わってきて、オーガニックナチュラルのサロネーゼが増えてきているのも実感しています。オーガニックナチュラルコスメを使いこなすためにどんな知識が必須なのでしょうか。

時代がナチュラルに変わってきている

昨年から、なんだか私のアトリエにいらっしゃるお客様の様子が変わり始めました。
今までは肌に悩みを持つ方やナチュラルコスメが大好きな人がメインでしたが、この半年ほどは美容のプロの方からのカウンセリングや講座の予約がグンと増えているのです。具体的には、アロマセラピストや通常のエステサロンで技術者として経験を積んでこられた方、ご自身の肌や体調の変化からナチュラルなケアを提案したいとオーガニックサロンを立ち上げた方、手作りコスメや石けん作りを推奨し広げている方、本などを出されている美容のスペシャリストの方など…、本当に多方面から。なかでも個人でオーガニックサロンを開設している方がとても多く、数年前から考えると信じられないくらい時代がナチュラルに変わってきているのだと実感します。

「私のアトリエを知るきっかけは何ですか?」
と聞くと大体は「○○さんから伺いました」という口コミが一番多いのですが、
「ネットでオーガニックのコスメや知識を教えてくれるところを探しまくった結果、ここに辿り着きました」という方も。
半分くらいの方は苦労して辿り着いてくれているようです。(笑)

オーガニックナチュラルコスメには使いこなすための知識が必要

現在、認証機関や協会などでセミナーや講座、検定など学ぶ場は一応存在するようです。
でも実際にサロンで使える情報かというと現実的に使いこなせるところまでは学べる内容ではなく、そうした講座に通った方が不完全燃焼でアトリエに来るケースもあります。オーガニック認証機関やその基準、危険な成分などの基本的なことは勉強しても、お客様の肌に合わせてサロンで使うことを考えると、そもそもどんなに厳格なオーガニックコスメを使ったとしても、肌の構造に合わせて効果的に使っていくことができなければ、その効果は半減するどころか製品の本当の良さも感じられない。さらに、オーガニックナチュラルコスメには、ケミカルコスメとは違う、天然成分だからこその特徴があり、使いこなすための知識がとっても必須になります。それにはアロマや手作りコスメなどを勉強すれば追いつくというところでもないんです。

どんな知識か、いくつか具体的にあげてみると…

・ケミカルとオーガニックナチュラルの美肌へのアプローチには違いがある
・天然成分での保湿のバランスのとり方は肌の構造に合わせて工夫が必要
・オーガニックナチュラルコスメは肌に優しいわけではない
・菌の問題は常につきもの
・オーガニックナチュラルのメイクがくすみやすい、崩れやすいには理由がある
・オーガニックナチュラルの製品には気を付けて選ばなければならないものもある
・日焼け止めはリスクを伴うケミカルコスメと効果のないオーガニックナチュラルコスメ
・どんなに良いものを使っても性格でスキンケアの効果が変わる

などなど他にもありすぎるほどたくさん。。

その中でもオーガニックナチュラルサロンを始めた方の多くが
「ケミカルとオーガニックナチュラルの美肌へのアプローチの違い」と
「オーガニックナチュラル成分での保湿のバランスのとり方」は、多くの方が効果や扱い方の壁にぶつかり、その結果使いこなすことが出来ず、施術に使う製品にも迷いを感じてしまっているよう。。。

だからアトリエでのご相談でダントツに質問されるのは、
『効果が出やすいオーガニックスキンケアブランドはどこか?』
という手っ取り早い質問が多くなるのです。(笑)

効果が出るオーガニックナチュラルブランドはどこか?

オーガニックのサロンが増えることはとっても嬉しいこと。だから私も応援したい。
でも、いざ始めてみるといろんな不具合や疑問、使いこなせないなどの壁にぶつかります。『効果が出やすいオーガニックスキンケアブランドはどこか?』と聞かれて、もし答えるならば答えは、
「効果が出やすいオーガニックコスメを使ったところで、それは本当の意味での施術ではなく、製品に頼るだけのケア。正しく使えば『どこのブランドの製品もちゃんと効果が出ます』」
です。

但しこれには、たくさんの製品の中からメーカー分け隔てなくその人の肌に合わせてカスタマイズケアができることが条件。

そしてそれができるのは原料の特徴を知ることが不可欠で、肌のケアでもっとも大切な『保湿のバランス』をその原料(製品)の組み合わせでいかに有効に操れるか…それに尽きるのです。

例えば、このオーガニックナチュラル業界にありがちな、界面活性剤を嫌うあまりに乳化剤を使わないスキンケアを勧めるというケア。
こういうのはたいてい化粧水にオイル又はバームで仕上げることが多い。だけど、お客様はどんな人もそのケアだけで良い状態を果たして取り戻すのだろうか…もしかすると時間が経つほどに肌の内側の乾燥を感じているかもしれない。
もしかすると油分のベタつきで神経に刺激を与えかゆみが生じているかもしれない。
もしかすると油分が多くて毛穴が開き、くすんでしまっているかもしれない。
もしかすると年齢的に潤いが極端に減っている時期かもしれない。こうなってしまうと肌のケアでもっとも大切な『保湿のバランス』を正しく取り入れることができていないかもしれない。肌の構造に合わせ、どんな原料(製品)をどうやって角質層に入れ込むか。ただ安心、シンプルな製品を使う…ではダメなんですね。

こういう場合は乳化剤を使わなくても油分を肌に効率よく入れていくコツがいくつかあるのです。その一つを挙げますと、例えばバームやオイルを塗った後に、乳化剤不使用のジェル状の美容液を塗り重ねてみてください。
すると不思議なことに油分のベタつきやテカリがなくなり、クリームを塗ったような仕上がりに。肌もふっくらしてなめらかになります。それでも足りなければ同じ重ね付けを何度も行ってみる。するともっちりした感触が出てきます。これ、ご自身でもぜひやってみてください。

こんな風に肌の角質層にオーガニックナチュラルコスメを効果的に使う方法までは、さすがに通常のオーガニックコスメ講座や検定では学ぶことはないでしょう。
オーガニックナチュラルの難しさは “原料を使いこなす” ここにあるんです。

一般コスメは使えばすぐに浸透、一時的にプルプルになります。使えばすぐに効果を感じるようにできている。
でもオーガニックナチュラルはシンプルケアになればなるほど、成分を肌に入れていく順番を工夫してケアしなければならないんです。

オーガニック・ナチュラルコスメで施術を行う人たちには、ここが無くてはならない知識。サロンでは現実的なところでオーガニックナチュラルコスメを使うわけです。それもとっても繊細な感覚で。。。

オーガニックナチュラルスキンケアの最大の目的と、サロネーゼに必要なこと

「オーガニックナチュラルのスキンケアって一般のコスメと何が違うの?」
きっとそう思っている人も多いと思います。オーガニックナチュラルコスメの成分のほとんどは肌の角質層までしか届かない成分がほとんど。でもこれが本当のスキンケア。肌の自らの潤いバランスを正し、スキンケアの根本が崩れることを防ぐ。
揺らぎやすい肌は安定し、健康な皮膚を取り戻す手伝いをしてくれる。

オーガニックナチュラルのサロネーゼは一般の浸透コスメでガツンと肌の奥にアプローチするケアを推奨するのではなく、本来の肌を取り戻すケアがきちんとできること、また、肌の常在菌を育てるために負担の少ないメイクアップ製品と洗顔方法、肌を安定させる生活習慣をきちんと提案でき、一人一人の肌の健康を維持できる手伝いができること。

もはやただのエステティシャンとは違う、ライフスタイル全てを提案できるスペシャリストであることが必要なんですね