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植物のちから”フィトセラピー” ~食べ過ぎた時のフィト的対処法~

2016.12.27

年末年始は食べ過ぎ・飲み過ぎてしまうもの。お疲れ気味の胃腸は、植物のちからで癒してあげましょう。

植物が持つ癒しの力で、私たちが生まれながらに持っている自然治癒力に働きかけ、病気予防や心身の不調和の改善をするフィトセラピー(フィト=植物 セラピー=療法)。

ハーブやアロマ、野菜や果物を使って「飲む」「食べる」「塗る」「あてる」など、簡単にできる実践活用法をご紹介します。

今回は「フィト式・胃腸ケア」について。

胃のムカムカにはこの方法。カラダの外側+内側から、ダブルのケアでスッキリ!

親しい人たちと一緒に過ごす楽しい時間。宴が盛り上がればついつい飲みすぎ、食べ過ぎてしまうものです。年齢と共に胃の消化能力は衰えがちですし、健康な人でも食べ過ぎてしまうと胃に大きな負担がかかり、一時的に消化の働きが低下して胃もたれが起こりやすくなります。

お腹と相談して食べたつもりなのに…
甘いものは別腹だったはずなのに…

美味しいものは罪なもの。宴の帰り道・宴の後片付けの最中に押し寄せる膨満感に大後悔…。
胃もたれ・胃痛は、せっかくの美味しいお料理の記憶も台無しにしますね。

そんな時は、植物の力を借りてケアしましょう。
体の外側から、そして内側から、2つの方法があります。

カラダの外側からのケア「あてる」

「あてる」・・・ハーブの温湿布でじんわり・ぬくぬく、ムカムカを解消。

ハーブは内服(飲む・食べる)だけではなく、体につける・あてるなど、外用でも使えます。
外用の方法の1つが「湿布」です。
食べ過ぎて胃が重たいような時は、ハーブの温湿布を不調部分に直接あてて、ぬくもりと香りでリラックスしながら調子を整えていきます。

食べ過ぎた時の温湿布用には、消化促進を助けてくれるハーブ、
・フェンネル
・アーティーチョーク
・ラベンダー
などを用います。

【使い方】
1. 洗面器にお茶やだしパックに適量のハーブ(だいたいスプーン2~3杯)を入れ、熱湯を5cmぐらい注ぐ。
2. 洗面器にフタをして10分間ぐらいかけて抽出する。
3. タオルを浸してしっかりと絞り、お腹にあてる。

*ハーブの量はハーブティーを飲む時よりもちょっと多めに濃くします。
*タオルを浸す時は、熱くて絞れなくなるので、両端をつまんで真ん中部分だけを湯に浸けて。
*タオルをあてた上からラップをすると冷めにくくなります。

カラダの内側からのケア「飲む」

「飲む」・・・ハーブティーでホッと一息、胃腸をいたわるティータイム。

食後のハーブティーは、ハーブの持つ多様な成分が相乗的に働いて消化器系を整え、つらい症状を緩和します。
また、ある食物を食べたあとに飲んで「おいしい」と感じるハーブティーというのは、その食物によって受けたからだの影響を和らげる作用があるということです。
つまり、その時そのハーブティーをからだが欲しているというサインなのです。

食べ過ぎた時のハーブティーは、消化促進を助けてくれるハーブ、
・ペパーミント
・レモンバーベナ
などを用います。

ペパーミントはメントールのすっきりとした香りが口の中をさっぱりさせ消化を促します。
レモンバーベナは「ベルベーヌ」という名でも知られるハーブで、レモンのような香りと優しい甘みが特徴です。
これら2種類のハーブはともに鎮静作用もあるので、気持ちをゆったりとリラックスさせてくれ、食後の1杯にピッタリです。
※ペパーミントにはタンニンが含まれているので、長く湯に浸かりすぎると渋みが出ます。抽出時間に気をつけましょう。

【美味しいハーブティーの淹れ方】
ポイントは以下の通りです。美味しく淹れたら、香りと味を楽しみながら、ゆっくりと冷めないうちにいただきましょう!

*ハーブは適量を守る。
*沸騰した湯が冷めないうちに淹れる。
*抽出時間は葉や花なら3分間、実や根なら5~10分間程度。
*注ぐ前に軽くポットを揺すって濃さを均一にする。
*成分も味も凝縮された「最後の1滴」まで余さず注ぎきる。

なお、今回の方法は「食べ過ぎ」による胃腸のケアです。慢性的な胃の不調、ストレスからくる消化器系のトラブルや便秘などの対処法ではありませんのでお間違えなく。
そちらはまた次の機会にお伝えします!

植物は人の自然治癒力(生まれながらに持っている心身を健全に保つ能力)を引き出してくれます。
アロマやハーブなど植物の力を用いて、心と体を整える癒しの植物療法、フィトセラピー。
日々の生活を楽しく、健やかに、美しく過ごす方法を実践いただけます。