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アロマセラピストとして心がけていること

2019.1.17

サロンでの実務経験を重ねている私が今回はアロマセラピストとして常に心がけていることについて今日はご紹介します。これからアロマセラピストを目指される方や、現在同じくサロンで働くセラピストさんにも読んでいただけたら幸いです。

自分自身や身につけるもの、使うもののニオイに敏感になる

食べるもの、飲むものには常に気をつけています。ニンニクやネギ、ニラなどの素材や、カレーや納豆、キムチ、お酒…などなどニオイの強いものを挙げればキリがないですね。

誤解の無いように最初に申し上げますが、これらは私の大好きな食べ物、飲み物でもあります。これらを一切食べない、ではなく、食べるタイミングをしっかりと見計らいましょうということです。

これから仕事(=お客様と接する)という時にはどんなに歯磨きをしても、デンタルリンスを使用しても、香りがわずかに残ってしまうことがあります。ですから、営業前の朝食や営業時間中には決して口にしないように徹底しています。また、ニンニクを使った料理については次の日がお休みだという時しか食べません。口からだけでなく汗からも臭ってきますし、街ですれ違う人のニオイに実は私は敏感だったりもします。

夏場や施術中に汗をかくようなことがあった時にも、制汗剤や汗拭きシートを使うのはもちろんのこと、下着やユニフォームの替えも常時準備しています。気休めかもしれませんが、サプリメントを服用することも。

ユニフォームや下着類のニオイにも気を配っています。洗濯用洗剤や洗濯物を干す環境を整えます。

アロマセラピストとして天然の精油の香りを使ってお客様をお迎え、施術するわけですから、余計な香りがすると気が散るというもの。なるべくそれらの邪魔にならないような無香の洗剤や香りの弱いものを選ぶようにしています。

梅雨の時期は部屋干しの独特の生臭さが気になるところですが、それらにも気をつけています。

また、自分自身や自分の身につけるものだけでなく、お客様の肌に触れるタオル類なども香りの強い洗剤は一切使いません。そしてお肌になるべくやさしいものを使用しています。

タオル類については特に、洗剤の香りや作用だけでなく、サロンで使用する精油(エッセンシャルオイル)や植物油(キャリアオイル、マッサージオイル)にも気をつけます。酸化特性を考えた時に、酸化しやすい精油を使い過ぎない。使った場合は余洗いをするなどしてタオルに香りが残らないようにする。植物油も酸化しやすいものを使用した場合は、タオルの回転率を上げる、あるいはタオルから酸化臭がしないかどうかこまめに確認をする、などしています。

誰よりもニオイに敏感であること、を常に意識しています。

 

施術はトリートメントの手技だけじゃない

施術はオイルトリートメントの部分だけ、と思っているセラピストも実は多いです。でも本当にそうでしょうか。

 

●タオルのかけ方、外し方

空気を纏うようにタオルをおかけしたり、いつの間に?と思うくらい自然にタオルを外すというのを意識しています。

バサバサタオルを扱う音が聞こえたり風が起きたりするようなタオルワークは美しくもスマートでもありません。ふわっと、丁寧に、そして素早く、を意識しています。

丁寧に、と、素早く、は相反するように思えますが、丁寧を意識し過ぎてゆっくり行い過ぎるとお客様は「このあとどうするの?タオルを外すの?タオルをかけるの?」と不安になります。そしてもたもたしているとお客様は露出部分が寒く感じられ冷えてしまいます。

逆に、素早く、というのを意識し過ぎると乱暴だったり雑に感じられます。丁寧に扱われていない、適当にされている、というふうに思われてしまいます。

お客様を大切に、大事に接するというのは丁寧と素早くを自然にできるように、セラピスト自身が努力を重ねタオルワークを身につけることだと思います。

 

●足音やユニフォームのかすれ音

上記のタオルのかけ方や外し方と同様に、あまりバタバタ音を立てないように気をつけなければなりませんね。抜き足差し足忍び足、の精神です。

ユニフォームやエプロンも、素材によってはカサカサ音がなってしまうことも。耳に届かないほどの音であれば神経質になる必要はないかもしれませんが、そこまで意識を向けるというのもプロとしては大切な心構えのように思います。

 

●オイル塗布する際のオイルを手にとった時の音、ホットタオルを冷ます時の音

施術経験が長いセラピストであればこれは気をつけている人も多いと思いますが、これからセラピストとして活動するという方は意識した方が良いことです。

オイルを手にとって自分の手に馴染ませる時に、ピチャピチャと音を立てていませんか?あの音はとても不快です。音が出ないように手に馴染ませられるように何度も何度も練習をしてください。

どうしてもうまくできないという人は、オイルを手にとるのが上手なセラピストさんにぜひコツを聞いて真似してみましょう。自然にできるようになるととても美しいオイル塗布ができるようになりますよ。

また、施術後の拭取りで、タオルウォーマーからホットタオルを出した時に少し冷ますということがあると思いますが、その時のホットタオルの冷まし方にも注意をしましょう。

まさかタオルをパンパンと音を出して冷ましていませんか?居酒屋さんでおしぼりを出されるのとは違います。お客様の頭の方でパンパン音を出して冷ますのではなく、音を出さずに、熱さを確認する時には自分の前腕の内側に軽く当てて温度を確認してからお客様のお身体に乗せましょう。

セラピストの手でパンパンと音を立てて冷ます人を見たことがありますが、不衛生ですのでやめましょう。

 

オイルトリートメントの手技にばかり目が行きがちですが、こうしたところもお客様にとっては施術の一つです。タオルワーク一つ、オイル塗布一つ、拭き取り一つ…一つひとつをもっと丁寧に、大切にしましょう。

 

常にフラットな状態でいることを意識する

セラピストである前に私たちも一人の人間です。ですから、体調や心の具合が良い時もあればそうでない時もあるかと思います。

無理をしてでも笑って、というわけではありません。ですがお客様がリラクセーションサロンやアロマサロンにお越しくださる理由や手間をしっかりと考えましょう。体調不良のセラピストに施術して欲しいと思うでしょうか。

また、自分の体調不良をお客様に伝えるセラピストもいますが、お客様が不安になってしまいます。余計な気も遣わせてしまいますね。

気をつけていても体調を崩すことや心の状態を落としてしまうこともあります。ですが、そのような状態を引きずったまま仕事に就くことのないように気をつけよう、と意識することはできると思うのです。

風邪気味だな、最近疲れがたまっているな…と思ったら、しっかりと休む時間も大切です。セラピストは優しい人が多いので、無理を押してでも頑張る方も多いのですが、もし頑張りすぎて倒れるようなことが起きてしまった場合、自分や家族だけでなく、あなたの大切なお客様にも悲しい思いをさせてしまいます。

大切なお客様のためにも、自分自身をまずは大切にする、というのも必要だと思いませんか。

女性はホルモンバランスによっても、心と身体に波があるのはある程度仕方のないことです。だからこそ、常に自分自身の気持ちをフラットな状態でいられるようにセルフコントロールする術を身につけておくのも、プロとしての仕事、心構えの一つではないでしょうか。

 


いかがでしたでしょうか。

今回は、アロマセラピストとして私が長く意識していること、心がけていることのほんの一部を挙げました。

賛否両論あるところ、もっと深掘りしていきたいところ、それぞれあると思いますが、今一度アロマセラピストとして読んでくださった方が意識してくださるのであれば幸いです。