ビューティー&ウェルネス情報

自宅でできる美容、健康情報やエステ、スパ、ヨガなどの店舗、サービス情報をお届けするあなたのwell‐beingガイド

面接で「ほかに受けている企業」を聞かれたら

2019.10.23

面接も終盤に差し掛かると、面接官から「ほかに受けている企業はありますか?」と聞かれることがあります。本当のことを言っても良いのか、隠した方が良いのか…。今回はそんな時にどう答えるのか、質問の意図と回答のポイントを中心に見ていきたいと思います。

なごやかに進むことの多い中途採用の面接ですが、面接が進むにつれて答えにくいと感じでしまう質問をされることがあります。

例えば、

  • 休日出勤や残業はできるか
  • 引っ越しを伴う転勤は可能か
  • 子供や介護が必要な家族はいるのか
    ※家族構成についての質問は仕事の適正や能力に関わりのないことなので答えなくても良いとされています。

など。

そして、

「ほかに受けている企業はありますか。」

「他社の選考状況を教えてください」

という質問も、その会社の人を目の前に正直に答えても良いのか…と悩んでしまう質問の一つではないでしょうか。

今回はそんな「ほかに受けている企業」や「他社の選考状況」に関する質問について、どのような意図で聞かれているのか、また、どのように答えれば良いのかを、回答のポイントと一緒に見ていきたいと思います。

 

面接官が「ほかに受けている企業」を聞く理由は?

  • 入社意欲・志望度の高さ(内定辞退・早期離職の可能性)を知るため
  • 転職活動の一貫性(面接での発言に矛盾はないか)の確認
  • 応募者に対する他社からの評価を知るため

転職において、同時に複数の企業に応募することは珍しいことではありません。そのため面接官は、当然他社でも選考が進んでいることを想定してこの質問をしてきます。

ですから、ほかの企業に応募していると正直に答えても選考で不利になるということはありません。

それでは何のためにこの質問をするのかとういうと、面接官は次のようなことを知りたいと思っているからだと考えられます。

 

<入社意欲・志望度の高さ>

複数の企業に同時に応募している転職希望者に対し、面接官は、仮に内定を出しても他社から内定が出れば辞退されてしまうのではないかという点について心配しています。

そのため、入社意欲の高さや、他社と比べて志望度が高いかどうかをこの質問から探ろうとしているのです。企業によっては、「第一志望ですか?」とズバリ聞いてくることもあります。

他社の志望度の方が高いと思われる応募者に対し内定を出すのは会社にとってリスクが大きいですから、しっかりと入社意欲や志望度が高いことが伝わるよう、アピールする必要があります。

 

<転職活動の一貫性>

面接官は、同時に応募している企業の業種や職種を知ることによって、あなたの転職活動に一貫性があるかどうかを確認したいと思っています。

というのも、応募企業に一貫性がないということは、自分のやりたいことを把握できていない、自己分析やキャリアプランニングが足りていない人物ということでもあるからです。

反対に、一貫性がある場合は、あなたがこれまで伝えてきた転職理由や志望動機などに説得力が生まれるでしょう。

転職活動において自己分析の不足は、マッチング制度を低め早期離職のリスクを高めます。内定辞退同様、企業にとってさ早期離職は大きな損失になりますから、それを防ぐためにも、企業はこの質問で応募者が一貫性のある矛盾のない人物かどうかを見極めたいのです。

 

<応募者に対する他社からの評価>

他社の選考状況を知ることは、応募者に対する他社からの評価を知ることでもあります。面接官はこの質問を通して応募者の価値を再評価することができるでしょう。

また、他社が欲しがるような優秀な人材を確保するためには、他社に先んじて内定を出すことが必要な場合もあります。そのため、他社の選考状況によっては選考スケジュールが早める必要があることも。

選考結果や内定出しのタイミングを計るためにも、面接官は他社の選考状況は知っておく必要があるのです。

 

「ほかに応募している企業」に関する質問。回答のポイントは?

他に応募している企業や他社の選考状況に関する質問をされたとき、基本的には、次のような内容を答えます。

  • 現在応募している企業の数
  • その企業の業種・職種
  • 現在の選考状況
  • (第一志望の場合)第一志望である旨

前述のとおり、ほかに応募している企業があることは隠すことではありませんので、事実を伝えれば良いだけなのですが、ただし、伝え方や情報の取捨選択を誤ると一気に評価が下がってしまうことがありますから、この質問をされたらどう答えるのか、しっかりと準備してから面接にのぞんでください。

 

回答のポイントは以下の5点です。

 

1.入社意欲・志望度の高さを強調する

ほかの企業にも応募していることを伝えると同時に、面接を受けている企業の志望度が高いということを必ず伝えましょう。

第一志望であればその旨を伝え、そうでない場合でも、ほかの企業の志望度の方が高いということを面接官に悟らせないようにしましょう。

応募した企業すべて第一志望ぐらいの心構えで面接にのぞみましょう。

ほかに本命の企業があり、第一志望と断言することがはばかられる場合には、志望度についてあえて言わないという選択もできます。

その場合でも、面接の中で志望度がさらに高まったなど、あなたの本気度をしっかりとアピールしていきましょう。

 

例)

<第一志望の場合>

エステティック業を中心に、御社を含めて3社に応募しています。

1社は書類選考を通過し、もう1社は2次面接まで進んでいます。

ただ、他社にはない御社の〇〇〇という点に最も魅力を感じており、第一志望として考えております。

 

<第一志望ではない場合>

エステティック業を中心に、御社を含めて3社に応募しています。

1社は書類選考を通過し、もう1社は2次面接まで進んでいます。

本日お話をうかがい、より一層魅力を知ることができ、御社で働きたいという気持ちが強くなりました。

 

2. 業界、職種はそろえて答える

様々な業界、職種に応募している場合でも、回答する際には、面接を受けている企業と同じ業界、同じ職種のものに限定しましょう。

また、応募先企業を答える際は、履歴書や職務経歴書に書かれた内容や、それまでに面接で回答した内容と矛盾がないかどうかにも気をつけましょう。

とくに転職理由や志望動機に関しては整合性が取れているかという点に注意し、企業をピックアップしましょう。

 

3. 選考状況については正直に伝える。ただし不採用の企業は伝えなくてよい

  • 嘘をついた場合のリスクが大きい
  • 選考スケジュール調整をお願いすることがある
  • 選考状況が結果を後押しすることもある

という理由から、選考状況についてはありのまま伝えた方が良いでしょう。

どこまで選考が進んでいるのか、内定がすでに出ているのかなど、あいまいにせずはっきりと伝えましょう。

ただし、不採用の連絡が来ている企業については、あえて伝える必要はありません。5社応募したうち、2社で不採用になり3社で選考が進んでいる場合、選考中の3社分の状況を伝えるだけで十分です。

また、あまりにも応募先企業が多すぎる場合には、真剣さが誤解されないよう、少し絞った方が良いでしょう。

 

4.具体的な企業名は出さない

企業によっては他社に採用活動を知られたくないと思っている場合もあります。自分自身に関する情報流出やトラブルを避けるためにも、具体的な企業名は伏せて回答するのが無難でしょう。

面接官から企業名を求められた場合は、選考中の企業から口外しないよう言われていると伝えてみましょう。

 

例)

申し訳ありません。企業名については応募先企業から口外しないよう言われているためお答えできません。

 

5. ほかの企業に応募していない場合にはしっかりと理由を伝える

先ほども述べましたが、ほかに応募している企業があるからと言って選考が不利になることはありません。ただし、ほかに応募しているところがなく、現在1社しか受けていないという場合には少し注意が必要です。

というのも、1社しか受けていないということは、場合によっては悪くとられてしまうこともあるからです。

  • 本気で転職する気があるのか
  • ほかにも応募したけれどどこも不採用になっているのではないか

など、あなたにとって不利な方向に誤解されてしまうかもしれません。

とはいえ、応募していないのに応募していると言ったり、選考が進んでいる、内定をもらっているなどとうそをついたりするのは絶対にNG!それなりの理由を付け加えることで理解を求めましょう。

 

例)

ほかに応募している企業はありません。現在在職中で転職活動の時間が限られているため、志望度の高い企業にしぼって活動しています。

 

他社の選考状況を聞かれるときは内定まであと一歩!

一般的に「ほかに応募している企業」や「他社の選考状況」について聞かれるのは、面接がかなり進んでからということが多いようです。

これらの質問がされたときは選考通過前提で聞かれていると考えて良いでしょう。

ただし、この質問では内定を出したらこの会社に入社するのかという重大な点について問われています。

企業は、極力自社に対する志望度が高い応募者に内定を出したいと思っていることを踏まえたうえで、しっかりと考えて回答してください。

あと一歩で内定というところまで来ています。入社意欲や志望度をしっかりとアピールして、「御社で働きたい」という強い気持ちを伝えましょう!