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インバウンドに強いホテルスパやサロンに転職するには?必要なスキルとアピールできる資格

2019.11.5

美容サロンを利用する外国人観光客の増加にともない、インバウンドに対応できる人材を求める声も大きくなっています。そこで今日は、美容・健康業界の中でも特にインバウンド需要の高いホテルスパやサロンで働くために必要なスキルや、転職の際に有利になるだろう資格について見ていきたいと思います。

ラグビーワールドカップ日本開催の大成功を受け、旅行先としてますます日本に注目が集まっています。先の大会では特に日本人のホスピタリティーに感銘を受けたという外国人観光客およびラグビー関係者が多かったようですね。

そんな日本が誇るおもてなしの心は、もちろん美容・健康業界でも発揮されています。

観光客が滞在するホテルのホテルスパはもちろん、街角のエステサロンやネイルサロン、ヘアサロンなどでも、外国人観光客による利用が増えているそうです。

あの「オールブラックス」の愛称で知られるニュージーランド代表選手が来店したという理髪店が話題になりましたね。

一方、美容サロンを利用する外国人観光客の増加にともない、インバウンド(訪日外国人観光客)に対応できる人材を求める声も大きくなっています。

そこで今日は、美容・健康業界の中でも特にインバウンド需要の高いホテルスパやサロンで働くために必要なスキルや、転職の際に有利になるだろう資格について見ていきたいと思います。

 

インバウンドに強いホテル・サロンで働くために必要なスキル

インバウンド向けのサービスを強化しているホテルスパやサロンでは、国内向けメインのサロンで働くために必要なスキルに加え、さまざまなスキルが必要とされます。

中でも次に紹介するスキルは、特に重要と思われるスキルになります。インバウンド需要の高いサロンでの就業を考えている場合には、これらのスキルを高める必要があるでしょう。

 

【語学】

美容サロンを利用する場合、お客様と施術者の間で、施術に関する細かな意思疎通が必要になります。それはもちろん外国人であっても同じことです。

そのため、インバウンド集客に力を入れているサロンでは、多言語対応のメニューや音声翻訳機などで対策を進めていることもありますが、当然スタッフにも一定の語学力が求められことになるでしょう。

特にホテルや外資系のサロンなどでは、英語なら日常会話程度(TOEIC700点以上が目安)が必須条件とされているところもあるほどです。

また、日本の美容に関心が高い中国やアジア圏で使用される言語は覚えておいて損はありません。ほかにも、スペイン語、フランス語、ドイツ語などに対応できると、より活躍の幅が広がるでしょう。

外国語で接客することのほかに、外国語でお店に関する情報を発信するスキルも持っていれば、さらに重宝されることになるでしょう。

 

【接客スキル/高度な専門スキル】

外国人観光客は日本のサロンに、日本人特有の丁寧な接客や最先端で確かな技術を期待して来店することが多いようです。

そのため、インバウンド需要の高いサロンで働く場合には、日本を代表する施術者として恥ずかしくないよう、接客スキルや専門スキルを高めることが必要になるでしょう。

 

【異文化理解/日本文化に対する理解】

異文化に対する敬意と理解も必要です。特に宗教上(イスラム教など)の理由による生活様式や価値観の違いはとてもセンシティブな問題です。インバウンド需要の高いサロンで働く際には、しっかりと心構えをしておきましょう。

反対に、日本文化に対して興味のある外国人も多いため、伝統文化や最先端のファッション、グルメなどを紹介できるよう、情報を仕入れておくことも重要です。

 

転職活動でアピールできる資格は?

【各分野の国際ライセンス】

エステティシャンやセラピストの資格の中でも特に難易度が高いと言われている国際ライセンスの取得。

それだけでも世界に通用する知識と技術の証として転職の際に大きなアピールになるのは間違いありませんが、インバウンド向けサービスを強化しているサロンでは特に重視される傾向にあります。

サロンによっては外国からのお客様から信頼を得るために国際資格を採用の条件としたり、国際ライセンス取得サポートを行っていたりするところもあるほどです。

取得している場合はもちろん、取得途中である場合も必ず面接などでアピールしましょう。

また、現在取得の予定がないという人でも、将来的にホテルスパなどで働きたいと考えている場合は、取得を検討してみても良いかもしれません。

国内で取得できる主な国際ライセンスは以下の通りです。

・CIDESCO国際ライセンス

(CIDESCO認定インターナショナルエステティシャン/CIDESCO認定アロマセラピスト/CIDESCO認定スパセラピストなど)

・CIBTAC国際ライセンス

(CIBTAC認定エステティックトリートメント/CIBTAC認定スキントリートメント/CIBTAC認定ボディマッサージなど)

INFA国際ライセンス

(ボディパスポート/フェイシャルパスポート/総合パスポートなど)

ICAM国際ライセンス

(認定エステティシャン/アドバンストエステティシャンなど)

 

【語学に関する資格】

必要なスキルに挙げた通り、外国人観光客をターゲットとしたサロンでは一定以上の英語能力やその他の外国語能力を求められることが少なくありません。そのため、語学に関する資格は積極的に取得していくとチャンスが広がるでしょう。

一般的に英語の資格に関しては、広く知られているTOEICや実用英語技能検定(英検)などが基準になることが多いですが、それをクリアしたうえでインバウンド的に注目したいのが「観光英語検定」です。

こちらの資格は旅行・観光分野で必要となる英語力を評価する民間の検定試験で、訪日外国人が増えている今日、観光英語は非常に重要視されます。ライバルとの差別化を図るためにも、取得を検討してみても良いかもしれません。

 

英語以外ならアジア言語がおすすめ!

英語以外では中国語や韓国語の資格も転職の際に有利に働くでしょう。

先ほども書きましたが、アジアからの観光客は日本の美容に対して強い関心があることが知られています。

ホットペッパービューティーアカデミーの調査で、韓国人・中国人・台湾人・香港人に対して「訪日旅行中に体験してみたいこと」について聞いたところ、実に1/4以上の人(26.5%)が「美容サロンへ行くこと」と回答したそうです。

「化粧品ショップでの買い物」(36.2%)と合わせて、アジア人観光客向けの美容需要はかなり大きなビジネスチャンスがあると考えられますね。

ちなみに、日本のサロン(ヘアサロン、ネイルサロン、エステティックサロン)の清潔で衛生的なところ、施術が上手なところ、効果が実感でき持続するところなどが評価されているポイントだそうです。

 

日本にいながら国際感覚を身につけられる

東京オリンピックを控え、今後も多くの外国人が訪日することが予想されています。

特に外国人観光客となじみの深いホテルや旅館内のビューティーサロンでのお仕事では、多くの言語や多彩な文化、価値観に触れることができるでしょう。

インバウンドに強いサロンで働くためには、国内向けメインの一般的なサロンよりも要求されるスキルや能力が高くなることもあり、躊躇してしまう人もいるかもしれませんが、そこでしか経験できないことや、身につかないスキル、能力が必ずあるはずです。

現在、または将来的に国際感覚を持ったサロンワーカーとして活躍することを目指す方は、必要なスキルや知識を身につけ、ぜひ、インバウンドに強いホテルスパやサロンに挑戦してみてください。

 

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