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社会人の年賀状マナー 目上の人に出す時に気をつけたいポイント!

2019.12.24

年々年賀状を出す人が減少しているそうですが、年賀状は人間関係を向上させたり、礼儀を重んじる印象を伝えたりすることができる便利なツールでもあります。今回は日ごろお世話になっている上司や先輩に年賀状を出す際に気をつけたい、年賀状のマナーを見ていきましょう。

最近では年賀状を出さない人も多く、部下から年賀状が送られてこなくてもマナー違反とは思わない上司の方も多いそうです。

確かに、忙しい年末のさなかに年賀状を用意して住所を調べて投函するとなると、もし許されるのならば年賀状という習慣をスキップしたくなるという気持ちもよくわかります。

しかしながら、そんな風に敬遠されがちな年賀状ですが、新年の挨拶だけでなく、人間関係を向上させたり、礼儀を重んじる印象を伝えたりすることができる便利なツールでもあります。

年賀状1枚から上司との関係が改善したり、会社の居心地が格段にアップしたりということもあるかもしれません。

職場の人に年賀状を送る習慣がないという方も、今年は年賀状の正しい書き方を覚えて上司や先輩など日ごろお世話になっている方を感心させられるような年賀状を送ってみてはいかがでしょうか?

ということで、今回は職場の上司や先輩に年賀状を送る際に気をつけたいポイントを見ていきましょう。

 

そもそも職場の人に年賀状は出す?出さない?

初めて社会人として迎える年末年始や転職後の初めての年末年始には会社の人に年賀状を出すか出さないかで迷う人も多いのではないでしょうか。

少し前までは年賀状を出すのが当たり前ということもあり迷わずに出せば良かったのですが、最近では「虚礼廃止」として会社全体や個人でも年賀状のやり取りを控えるという風潮もあり、かえって悩ましいことになっています。

また、個人情報保護の観点から、社員同士それぞれの自宅の住所を知らないということもあり、年賀状を出すハードルは以前より上がっています。

ですから、会社の人に年賀状を出すか出さないかで迷っているという方は、まずは職場の慣習を確認してみましょう。

職場の先輩などに、上司には年賀状を出しているのか、同僚とはお互いに年賀状を出し合っているのか、もしくはお互い出さないことになっているのかなどを聞いてみましょう。

その時に複数の人に確認するとさらに正確な情報を得ることができます。

年賀状への考え方やこだわりは、人によって違いがあります。だからこそ、職場の慣習をしっかりと確認したうえで、自分はどうするかを判断してください。

また、出しても出さなくても良いというような場合は、ぜひ日ごろお世話になっている上司や先輩に出してみましょう。自分のことを知ってもらえたり、相手の意外なパーソナリティーがわかったりと、年賀状のやり取りには新たな発見などもありますよ。

 

原則として年賀状は自宅あてに送るもの

職場の人に年賀状を送る場合、原則として個人宅あてに送ります。

ただ、先ほども書きましたが、昨今の個人情報保護の観点から、会社員の自宅住所が公開される機会はほとんどありません。今年初めて年賀状を出す場合には出したいと思っている人に住所をたずねる必要があります。※公表されていない住所を勝手に調べるのはNG!

「年賀状をお送りしたいのでよろしければ住所を教えてください。」

と直接上司や先輩、同僚などに聞いてみましょう。

ただし、中には会社の人に住所を教えたくない、返事を書くのが大変だから年賀状を遠慮しているという人もいます。断られた場合、無理強いせずに引き下がりましょう。

また、年賀状を書くからと住所を聞いたのに年賀状を出し忘れた!ということがないように十分注意しましょう。

 

上司への年賀状に書くべき6つのこと

友人同士や親しい同僚との年賀状のやり取りとは異なり、どんなに親しい間柄だとしても、目上の人である上司に年賀状を書く際には社会人としてのマナーに則った方法で書くようにしましょう。親しき中にも礼儀ありであなたの印象が左右されます。

さて年賀状に書く内容(年賀はがきの裏面)ですが、日ごろの感謝と新年の挨拶、そして礼儀正しさが伝わる文章になるようにしていきましょう。

おすすめの構成は次の6つを含めた文章です。それぞれの例文も載せますのでぜひご活用ください。

 

1. 賀詞または新年を祝う言葉

  • 謹賀新年
  • 恭賀新年
  • 謹んで初春のお慶びを申し上げます
  • 謹んで新春のご祝詞を申し上げます
  • 謹んで年頭の御挨拶を申し上げます

 

2. 昨年お世話になったことに対するお礼

  • 旧年中のご厚情に心より御礼申し上げます
  • 日頃の親身なご指導に深く感謝申し上げます
  • 日々のご指導ご鞭撻に心から感謝しております

 

3. 近況報告や新年の抱負

  • 本年は昨年のご指導をさらに活かせるよう努めてまいります
  • 今年は人間的にも成長できればと思います
  • まだまだ未熟者ではございますが昨年の経験を生かして精進する所存です
  • 今年は○○を達成できるよう、昨年以上に積極的に業務に取り組んでいきます

 

4. 今年も変わらぬお付き合いや指導をお願いする言葉

  • 本年も変わらぬご指導のほどよろしくお願いいたします
  • 今後も何卒お力添えのほどお願い申し上げます
  • ご教示を賜りますようお願い申し上げます
  • 本年も厳しくご指導ください

 

5. 相手の健康や幸せを願う言葉

  • 皆さまのご健勝とご多幸を心よりお祈り申し上げます
  • 幸多き一年となりますようお祈り申し上げます

 

6. 年号、日付、干支など

  • 令和二年 元旦
  • 2020年 元旦
  • 令和二年 一月一日

※元旦は1月1日の朝のこと。年賀状が1月1日に届かない場合には「元旦」の代わりに「新春」「正月」などを使う

 

目上の人に送る年賀状の場合、文章は基本的には黒、または青のインクを使って「縦書き」に書きます。カラフルなカラーペンなどの使用は控えましょう。

また、文字を書くのが苦手な人は、文章が印刷されている年賀状を使っても大丈夫ですが、必ず一言は直筆のメッセージを入れるようにしましょう。「虚礼」ではなく、真心を込めて年賀状を送ったことが伝わります。

 

年賀状を目上の人に出す時に気をつけたいポイント

年賀状はビジネスマナーが試される場でもあります。あなたの気持ちがしっかりと伝わるよう、正しいマナーで年賀状を書いていきましょう。

 

1. なるべく年賀状が元日に届くように投函する

せっかく年賀状を送るのでしたら1月1日に届くように投函したいものです。きちんとした礼儀正しさを表すことができるでしょう。

ちなみに、年賀状を元日に確実に配達してもらえる期間は12月15日から25日の間です。

12月26日以降に投函した年賀状は元日に間に合わない可能性が出てきますので、なるべく早めに準備を進めるようにしましょう。

また、12月28日までに投函すれば三が日には間に合いますので、遅くなってもその期日までには出すようにしたいですね。

 

2. 目上の方には2文字の賀詞は避ける

「賀正」「迎春」などの2文字の賀詞は目上の方への年賀状にはふさわしくないとされています。目上の方に年賀状を書く際には、「つつしんで」や「うやうやしく」といった意味が含まれる賀詞を選んでください。

(上司への年賀状に書くべき6つのことの1.をご参考ください。)

 

3. あて名(表面)は直筆がベター

特にお世話になっている上司や直筆やマナーにこだわりのある目上の方には直筆であて名を書くようにしましょう。

相手にとても丁寧な印象を与え、送り手の気持ちもより伝わります。

あて名は黒が基本。もしくは青。水性のボールペンや筆ペンなどで丁寧に書きます。

自宅に届くようあて名を書く際は、役職などは書かずに名前に敬称(様)を付けて書きます。差出人を書く際は、返事がくることを考えて必ず郵便番号や住所などを省略しないで正確に記載しましょう。

また、字の間違い(旧字体など)がないかしっかりと確認してください。

 

4. 印刷された年賀状でも、直筆のメッセージを必ず入れる

先ほども書きましたが、文章が元から印刷されている年賀状を使う場合も、直筆のメッセージは必ず添えるようにしましょう。

内容的には間違いはなくとも、買ってきたものをそのまま投函しただけという風に取られてしまってはあなたの気持ちが伝わりませんし、かえって悪印象を持たれてしまう可能性があります。

 

5. 賀詞や意味の重複に気をつける

年賀状のデザインの中にはじめから賀詞が含まれていることがあります。その場合、改めて賀詞を書くと重複してしまいますので注意しましょう。(二重賀詞)

また以下の言葉もよく間違って使われがちなので気をつけましょう。

  • ×新年あけましておめでとうございます → 〇あけましておめでとうございます/新年おめでとうございます
  • ×令和二年 一月一日 元旦 → 〇令和二年 元旦

 

6. 縁起の悪い言葉(忌み言葉)は使わない

年賀状は新年を祝うことが目的です。「失」「去」「絶」「死」「別」といった語は縁起が悪いため、避けるようにしてください。

「去年」ではなく、「旧年」「昨年」と書くようにしましょう。

 

7. 句読点は使わない

句点には「区切りをつける」、読点には「終止符を打つ」などの意味合いが含まれるため、年賀状には句読点を使わないのが一般的です。

 

8. 家族写真の年賀状は相手を選ぶ

家族写真が印刷された年賀状を送る場合は、送る相手との関係性を考えてから送るのがベターです。

というのも、写真入りのものを目上の人に出すフォーマルな年賀状に使うのはふさわしくない、失礼だと感じさせてしまう場合もあるからです。

相手との関係性を考え、必要な場合は別にビジネス用の年賀状を用意するようにしましょう。また迷った場合にはやめておいた方が無難です。

もちろん、家族ぐるみの付き合いがあったり、会社でもお互いの家族のことをよく話したりする場合には、家族の近況がわかる写真年賀状が喜ばれることもあります。

 

年賀状の魅力

指導してもらったことやフォローしてもらったことに対する感謝の気持ち。迷惑をかけてしまったことに対する謝罪の気持ち。今一番頑張りたいと思っていることへの決意表明など。

普段はなかなか言えない気持ちを、改めて一人ひとりに伝えることができるのが年賀状の魅力です。

書く人が少なくなっている時だからこそ、重要なメッセージとして相手に伝わることもあります。

感謝や熱意を一言書き添えて、新年も良い関係で仕事ができるような年賀状を出してみてはいかがでしょうか。