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七草粥でデトックス

2018.1.1

明けましておめでとうございます。今年は心身の健康を目指した「食」をテーマにコラムを書いてみようと思います。1月は「七草粥」。1月7日には必ず食べるという方も多いと思います。今ではスーパーにも「七草パック」が売られているので、手軽に作ることができますよね。七草粥のいわれや、それぞれの植物の作用を知ることで、より一層効果も高まるのではないでしょうか。

地方によって違う七草粥

子供の頃、春の七草を覚えましょう!と暗唱させられた方も多いと思います。

セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ

植物の姿もわからずに呪文のように覚えさせられた記憶があります。

七草粥の風習は、地方によって使う植物も日にちも違っているようです。春の七草が手に入らない地方もありますので、その土地に合った方法で受け継がれているということなのでしょう。

「うちの地域はお粥じゃなくて、澄まし汁です。」「お餅が入っています。」「野菜が色々入っています。」などなど…。

 

七草粥のいわれ

古い中国の言い伝えでは、親孝行の息子が約100歳になった両親を若返らせたいと、神仏にお願いしたところお告げがあり、1月6日から7種類の薬草を集め1日かけてトントン叩いて、7日の朝一番の清水で煮て食べさせるようにとのことでした。早速やってみると、一口食べるごとに両親が若返ったということです。細かな手順があるのですが、ザックリとまとめるとそういうお話でした。(ザックリし過ぎていてすみません!)

叩きながら呪文を唱えるのですが、その言葉が今でも言い伝えられていて、日本の様々な地域で七草を切る時に歌われているそうです。

私は聞いたことが無いのですが、おばあちゃんが歌っていたという方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

春の七草の効果

それぞれの植物の効果を見てみましょう。

せり(芹)
「競り勝つ」という意味から縁起のいいものとされているそうです。健胃作用、利尿作用、血圧降下作用などがあります。ビタミンC、ミネラル、食物繊維が豊富で貧血や便秘にも効果が期待できます。

なずな(薺)
「撫でて汚れを除く」という意味があり、利尿、解毒、むくみに効果があります。カルシウムやビタミンが豊富で血圧を正常に保つ働き、消炎、解熱にも効果があります。

ごぎょう(御形)
ハハコグサ(母子草)と呼ばれる植物です。「仏体」とも言われています。昔、人の形をしたものを「御形仏」として川に流す風習があり、その人形の代わりにこの植物を流したという歴史があるそうです。痰や咳、喉の痛みに効果があります。

はこべら(繁縷)
「繁栄がはびこる」という意味をもちます。腹痛、胃炎、歯槽膿漏、などの炎症に効果があり、口臭予防や利尿作用もあります。

ほとけのざ(仏の座)
コオニタビラコ(小鬼田平子)と呼ばれる植物です。健胃、食欲増進、風邪の諸症状に効果があります。

すずな(菘)
カブ(蕪)です。「神を呼ぶ鈴」という意味があるそうです。茎にはカルシウムが含まれていて骨量低下を予防し、白い根にはアミラーゼやジアスターゼなどの酵素が含まれ、消化促進や胃腸を暖めて冷えによる腹痛を予防する効果があるそうです。しもやけやソバカスにも効果が期待できるそうですよ。

すずしろ(蘿蔔)
ダイコン(大根)です。「汚れの無い清白」という意味。ダイコンが消化に良いことは皆さんもご存じだと思います。グルコシターゼなどの酵素が消化を助け、アミラーゼが胃炎や胸やけを改善します。風邪予防や美白効果もあるので、美味しいこの季節にはたくさん頂きたいですね。

 

「春の七草」と同じよう「秋の七草」も有名です。実は、「夏の七草」も「冬の七草」もあるのをご存じでしたか?春以外はすべてその季節を代表する観賞用の草花です。春の七草は特別なので、本来は「七種」と書いて「ななくさ」と読んだそうです。

 

七草粥でデトックス開始

年末年始とイベントの多い日々を過ごし、「食べすぎたぁ、飲みすぎたぁ」という方も多いのではないでしょうか。お正月くらいは家族やお友達とのんびり楽しみたいですよね。

少し落ち着くのは年が明けて1週間くらい経った頃。新年を迎え、新たな目標や希望に向かって歩み出す方もいらっしゃると思います。気持ちと共に体も引き締めていきましょう。

まずは疲れた胃腸を七草粥で休めて、少しずつ余分なものを体内から排泄。食事、運動、休養をバランスよくとることで代謝を上げていきましょう。

体が温まる食べ物を食べ、適度な運動をする。セルフケアのマッサージも忘れずに行ってください。乾燥が気になる手足にオイルやクリームを塗る時に、ちょっとマッサージ。それだけでも体が温まり代謝も上がります。

健康のためには末梢の血流を促進することがとても大切なのです。

 

わが家の七草粥

七草粥の作り方は簡単で、お粥を作る時に七草の茎の部分を先に入れ、その後葉の部分を入れて煮るだけです。

7日の朝に家族そろって「七草粥」を頂くのが本来のやり方なのですが、わが家は全員が揃って朝食をとることが少ないので、お粥と七草は別に作っています。

七草は塩茹でしておいて、食べるときにお粥に混ぜます。

葉の色が悪くならないので便利ですよ。

 


さあ、新しい1年の始まりです。

皆さんの今年の抱負は何でしょうか?

仕事でも遊びでも学びでも、充実した年になることを願っています。