ビューティーキャリアトーク キャリアの現場から 第2弾
第3回(最終回)「お客様の人生を変えられる仕事」(1/3)

美容・健康業界で働く人たちの生の声が聞けるということで好評を博しました「ビューティーキャリアトーク」。第2弾の今回も色々な経歴を持った方々の幅広いお話が聞けました。いよいよ最終回の今回はこの仕事をやっていて良かったことを話していただいております。皆様の仕事に対する熱い想いもタップリ聞けます。是非、最後までお読みください!!

座談会第2弾 第1回「すべての道は今に通ず」

座談会第2弾 第2回「この仕事に100%向いていない人はいない」

  • Therapist

    荻本 美紀さん Re:Bone西銀座店 セラピスト

    高校卒業後、貿易会社に勤務するも、高校時代の接客業のアルバイトの楽しさが忘れられず、接客業を志向する。その後、手に職をつけようという想いから整体の仕事を探すうちに現在の仕事と出会い、セラピストとなる。

  • Shop manager

    中本 あず沙さん newme 店長

    足つぼの勉強をしてエステサロンの中で足つぼメニューを提供する形でキャリアをスタート。その後、改めてエステティシャンとしての勉強をする。何社かを経て現在のサロンにオープニングから従事。現在は店長として施術から店舗運営まで幅広く業務を担当。

  • Chief

    中山 貴美枝さん r.Beauty MAR チーフ

    美容師としてキャリアをスタートして、ボディケアセラピスト、エステティシャン、タイ古式セラピストを経験。美容・健康に関わる仕事に25年以上従事。現在は治療と美容を融合したサロン「r.Beauty MAR」でチーフを務め、メニュー開発、育成等を担当。

  • Career adviser

    藤井 佐和子さん (株)キャリエーラ 代表取締役

    大学卒業後、大手光学機器メーカーの事務職を経て、インテリジェンスにて女性の転職をサポート。現在は(株)キャリエーラを設立して、女性のキャリアコンサルティング、企業のダイバーシティサポート、大学生のキャリアデザインなどに携わる。カウンセリング実績は13,000人以上。

藤井:色々お話を聞いていて、美容・健康に関わる仕事は本当に奥が深いなと感じますね。中山さんの手を見ていると本当に長いこと色々とやってこられたんだなってわかります。

中山:どれだけ痩せても手のひらの厚みはなくならないんですよ。手のひら自体、元々大きいんですが、厚みはこの仕事をしてからどんどん増してきていますね。

藤井:仕事で段々と筋肉がついてきたんですかね?
中山:そうですね。実はもう親指はまっすぐすることもできないです。骨より腱の方が縮んで短くなっているので、まっすぐできないんですよね(笑)。

一同:すごい!!

藤井:年月を重ねるごとにこういう手になっていくんですね。どうですか、中本さんも自分の手が変わってきたなって思うことあります?
中本:そうですね。一応これでも厚みが出てきたと思うんですけど(笑)。

藤井:手はね、本当に商売道具ですからね。中本さんが働いているサロンでは機械を使ったりもしますか?
中本:機械もあります。

藤井:オールハンドの所、機会を使う所、色々なタイプがあると思いますが、その辺のこだわりとかっていうのは?
中本:やっぱり私はオールハンドが一番好きですね。

藤井:それはどんな理由で?
中本:やっぱり手から伝わるものもあると思いますし、自分そのものでお客さんを癒すことができるっていうのがいいですよね。

藤井:そういう感覚があるんですね。
中本:ありますね。痩身の場合は即効性を求めている方も多いので、機械を使ったりしますが、でも癒すっていう意味だとやっぱり手のほうが上ですね。

今は知識や経験を蓄えていく時期

藤井:そう言われると私もエステとか行く時に、効果を出してもらうということについては機械の方が速いなと思うんですけど、手でやってもらえると、身体の疲れの抜け具合が違う気がしますね。
中本:そうですね。そういう部分もあると思います。

藤井:今後についてお聞きしてもいいですか。中山さんは自分で独立するかもしれないということでしょうか。

中山:一応そのライン上に乗っているつもりではいますけど、この仕事自体を楽しんでずっとやるためにも、あまり決めつけないでやっていきたいですね。「絶対ブレない」っていうのも目標達成には必要だと思うんですけど、世間の流れとか、周囲も色々と変わっていくので、その時その時で自分が望む方向に修正していければいいかなと思っています。だから、今はやりたいことをやりながら、しっかり知識や経験を一つずつ蓄えていく時期だと思っています。その先にもしかしたら自分の店を持つということがあるのかもしれません。

藤井:そうですよね。そんな日が近いのかなって思いますけど。まだしばらくは今の所で?
中山:そうですね。
藤井:わかりました。そうすると今、組織の中で、あんまり上下関係とか、誰が管理職とかということはない?
中山:これからそういう部分も整備されていくと思います。

藤井:もしかしたらマネージメントって役割も担っていくかもしれないと。それは過去にもやっていましたよね?
中山:そうですね、やっていました。大きな会社で働いていた時期があり、その時に責任者やマネージメントはやっていました。

藤井:その辺は全然抵抗はなかったですか?私はずっと現場がいいとか。
中山:なくはなかったですね。店長をやる時に、前任の店長から「自分が施術には入らないようにね」って言われて、「え?」って思ったんですけど、「でもお客さんが指名されたら施術に入ってもいいですよね」って言って、お客さんに指名してもらうようにしました(笑)。

藤井:なるほど。それは確かにね、ノーとは言えないですよね。
中山:そうなんですよね。だからコースを購入・契約してもらう時に、「あなたにやってもらうんだったら・・・」って言っていただいたりして、そういう時はやらせてくださいってことになりました。

藤井:なるほど。素晴らしい!
中山:自分がやりたいことを少しずつ譲歩していただきながらやってきました。