ビューティーキャリアトーク キャリアの現場から 第2弾
第3回(最終回)「お客様の人生を変えられる仕事」(2/3)

自分がやりやすい環境は自分で作る

藤井:そうですね。自分がやりやすい形でうまく返すっていうのも組織の中で大事かもしれないですね。
中山:美容師時代に先輩に教えてもらったことがあって、自分が続けたいと思うのであれば、自分がやりやすい環境は作ってもらうんじゃなくて、自分で作りなさいって。

藤井:そうです、そうです。すごい、その言葉は今も覚えているんですね。中本さんは今は店長ですよね?
中本:はい。今できることはやって、学べることは学んで、あとはそれを自分の夢や人生に活かしていきたいと思います。これからは部下・後輩を育てていかなければいけないと思っています。

藤井:荻本さんはそういうことってイメージできますか?将来的にマネージメントしていくことについて。
荻本:はい。今、チーフをやっているんですけど、店舗が増えていくと多くの人が店長になっていくとは思います。でも、それ以上、管理職とかは・・・。

一同:笑

荻本:でもどうなんですかね。まあご縁があれば。
藤井:ご縁があれば。
荻本:そうですね、はい。入りたいと思って入った会社なので。ただ、ずっと施術者でいたいなっていう思いもあります。

藤井:中本さん、管理職として大変なことって何でしょうか?
中本:みんなの意見をまとめたり、会社の上層部の考えと現場の考えを上手くミックスすることですかね。
藤井:まさに中間管理職ですね。
中本:そうですね。はさまれた状態なので。

藤井:その辺の中和剤となるコツってなんでしょう?

中本:やっぱり双方の話をよく聞くっていうことですね。あと、意見に対し、「それは無理でしょう」と思っても否定しないで、どういう風にやりたくて、それはどうしてかということをちゃんと聞いて、そのためにはどうしていかなければいけないかを一緒に考えていくことですかね。そういうプロセスを経ると意見を出した人も自分達も頑張らなきゃいけないってなりますね。

自分の頑張りによってお客様が変わっていく姿が見られる

藤井:一緒に考えることが大事なんですね。確かにこう決まったからこうしてってバーンて上から下におろすパターンもありますよね。でも、それだけだとうまくいかないと。中山さんも管理職の経験はありますよね。

中山:今は違いますけど以前は。結局女性の集団なので、同じ方向を見てもらうっていうのが大変ですね。羊追いの感覚になりますよね。

一同:おおー!

中山:まとめてこの中に入ってもらおうって。で、モチベーションを上げていく材料をとにかく絶やさないように。

藤井:人それぞれモチベーションって違うじゃないですか。

中山:私はその時は月の初めに個人でミーティングをして、目標を立ててもらって、それがクリアできたかどうかを次の月に一緒に検討して、できたら褒めるということをやっていました。良い結果が出たらなるべく会社の上層部の人に見てもらうようにして、会社からも褒めてもらうようにしました。会社から褒めてもらえれば本人にとって、とてもモチベーチョンアップにつながるので。個人個人の声や成果が上層部の人に伝わるようにして、それに対する評価が出たらそれを本人に大げさに伝えて。あと、上層部の人が現場のスタッフの名前を覚えてくれると距離は近くなりますよね。割とそういうことに奔走していたかもしれないです。

藤井:ありがとうございます。最後にこの業界の良さとか、この業界で働きたいという人に伝えたいことがありましたら一言ずついただけますか。

中本:この業界の良さは、お客様の求めていることに対し自分のやったことを手と手、肌で感じもらえることですかね。綺麗になりたい、変わりたいと思っている人を応援でき、そして、自分の頑張りによって変わっていく姿を見ることができます。しかもその変化を一番最初に感じられます。それはとても嬉しいですね。