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3つのポイントで効果が違う!!プロが薦めるセルフケア

2016.10.25

今回は、セルフケアを行う際に共通する最も重要なポイントをお伝えしたいとおもいます。セルフケアにおける重要なポイントは3つ。 意識を「いま」「ここ」に向けること、楽しむこと、続けること。今現在、皆さんが行っているセルフケアでも、このポイントを押さえて行うことによって必ずや効果が違ってきます。

はじめまして。

今回から、コラムを書かせていただくことになりました野口 花琉実(はるみ)です。

『well-being』という素敵なコンセプトは、私が仕事で体現していることに正にぴったり。

お肌のこと、身体のこと、呼吸やデトックス等々、様々な角度から『well-being』についてお伝えしていきたいと思います。

毎日のことだから、大切にしてほしいセルフケア

アロマの花

私は長年セラピストとしてエステティックサロンや病院、そして現在は自分のサロンでお客様お一人お一人と向き合ってきました。

また、企業や各種スクール、大学や短大で講義という形でそれらを皆さまにお伝えするという仕事をしてきました。

講義の内容は、植物を使ってココロとカラダを元気にキレイにするフィトセラピー(植物療法)です。

そんな私が日々仕事に従事するにあたって、まず何よりも大切にしていることは、何といっても自分の健康と美容です。

私が疲れ果ててボロボロでは、お客様にも良い施術ができませんし、講師としての説得力にもかけます。

“セラピストは体現者たれ”が信条ですので、自分を含めたお客様の健康と美容に責任を持つ。そして何よりもボロボロの状態では自分自身が心地よくないです。

自分が良い状態でこそ、良い施術良い講義ができますから。

そんな私がどのように自分自身のケア(セルフケア)を日々行っているかというと、プロだからといって大金をかけてサロンに通い、たいそうな美容器や化粧品を使っているわけではありません。

一番重要なのは、自然の力を利用したセルフケアなのです。

そのセルフケアの方法を少しずつ連載という形で皆さまにお伝えしていきますので、参考にしていただければ嬉しいです。

まず今回は、セルフケアを行う際に全てに共通する最も重要なポイントをお伝えしましょう。

重要なポイントは3つあります。

  1.  意識を「いま」「ここ」に向けること
  2.  楽しむこと
  3.  続けること

今現在、皆さんが行っているセルフケアでも、このポイントを押さえて行うことによって、必ずや効果が違ってきます。

1. 意識を向けること

ハンドケア

「いま」「ここ」に意識を向けて行うということが一番大切です。これは、どんなケアにおいても同じなのです。

例えば、お顔に化粧水を塗るとします。その時に、ただパパッと塗るのではなくて、手であるいはコットンで丁寧にお肌に化粧水がしみ込んでいくのを体感し確認しながら塗ります。

そうすることによって、気づきが訪れます。

日によってお肌の乾燥具合が違うことに気がつくのです。

その時に「今日はいつもよりも乾燥しているな」と感じたら2度づけする。それで、その日にお肌の乾燥が進むのを防ぐことができるのです。

例えばお顔にクリームを塗るとします。塗る時も手や指に意識を向けます。そうすると、日によって、ご自身の皮脂の出方の多少が分かるようになるのです。

女性はホルモンの量の変化で皮脂の分泌が変わります。例えば、排卵期~生理期に向かっては、皮脂分泌が増えていきますので、その時期はクリームの量を減らすなど微調整することで、お化粧のノリも変わってくるのです。

これが「いまやっていることに意識を向ける」コツで、このように毎日のケアの時に惰性で無意識にはやらず、「いまやっていることに意識を向ける」だけで、様々な変化に気がつき効果を得ることが出来るのです。

さらには早目に対処できるようになるので、大きなトラブルを未然に防ぐことができます。

そして、さらなる大きな効果は、実はこの先にあります。

意識を向けてもらうと、身体は喜びます。

振り返ってみればわかりますが、日常生活の中で、自分が自分に意識を向ける時間や機会は中々ありません。

だからセルフケアしている時だけでも、自分自身に意識を向けてあげると、身体は「あ~、私のことを見ていてくれる。労わってくれている~」と感じて喜び、リラックスして元気になるのです。

誰でも、無視される、拒絶されるって、悲しいことですよね。

だからこそセルフケアの時はいつも、自分で自分にしっかりと意識を向けて丁寧に行うことで、身体もお肌も喜んで、応えてくれるようになるのです。

2.楽しむこと

幸せ

全てに言えることですが、楽しむことで間違いなく効果が上がります。

イヤイヤ、面倒くさがってやるなら、むしろやらない方が良いです。

「いやだな~」という思いを引きずってセルフケアやるということは、マイナスのエネルギーの強化刷り込みに他なりません。刷り込めばさらに、マイナスのエネルギーを増幅させることになりますから始末に負えません。

やらなければマイナスにはなりませんから、やらない方が良いですよね。

楽しいな~、嬉しいな~、心地いいな~と思うだけで、例えば脳からβエンドルフィンが出て、ストレスが軽減されます。

私たち人間は五感のある感性豊かな生き物です。機械なら、高価な油をさしておけばしっかり動きますが、私たち人間は感覚があるので、ただ高価な栄養を与えればそれでいいという訳にはいきません。

感覚が喜ぶことで効果が倍増するのです。ですから、楽しめる内容をセルフケアでは選びましょう。

3.続けること

カラダは日々変化します。仕事や家事で毎日疲れますし、新陳代謝に影響します。

ですから、1ヶ月に1回だけというのでは、ちょっと足りません。

できれば、その日の疲れはその日のうちにケアしたいところですが、忙しすぎて毎日は無理という場合でも、内容を考えて1日おきとか、週に2~3回とか、難しいことではなくて良いのです。

上記の1と2を意識すれば、続けることが苦になりません。

そのためにも、セルフケアは出来るだけ簡単でシンプルな方法が良いでしょう。

そして、必ず自分に合ったやり方を選んでいきましょう。万人に合うケアなんてありません。

一人ひとり顔も体も生活も違うのですから、自分に合ったケアを見つけて、楽しみながら続けることで、ココロもカラダも変わります。

まずは、今行っているセルフケアの時に、上記の3つのポイントを意識してみてください。

その成果がうかがえることを楽しみにしておりますね。

次回からは、具体的なセルフケアについて書いていきます。

乞うご期待。


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自由が丘 植物療法サロン はるゆみ | ビューティーコンシェル
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この記事を書いたコンシェルジュ

野口 花琉実/ビューティーコンサルタント

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