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腸内環境って「ターメリック」で整うって知ってた?

2018.12.3

肥満や病気に大きく関係するといわれている「腸内フローラ」。今回は「肝臓に良い」というイメージが強い「ターメリック」が、実は腸内環境の改善にも役立つ!というお話です。

腸内環境の乱れは、便秘などのお腹の悩みだけでなく、肌荒れやアレルギー性疾患、糖尿病、高血圧など、全身のさまざまな症状の原因となることが最近の研究で分かってきています。

今回は「肝臓に良い」というイメージが強い「ターメリック」が、実は腸内環境の改善にも役立つ!というお話です。

アーユルヴェーダと腸内環境

インドの伝統医学「アーユルヴェーダ」では、腸内環境の乱れと体調不良の関係を次のように考えています。

  • 人が食べたものは、腸で、体のためになる栄養素と、不要な有毒物質に分かれる
  • 腸の働きが正常な時は、有毒物質は便とともに体外へ排出される
  • しかし、なんらかの理由で腸の機能が衰えると、有害物質までも腸壁から吸収されて全身に運ばれてしまう
  • これらの有害物質により、さまざまな病気・疾患が引き起こされる

腸内環境のカギとなるのは、腸内に住む100兆とも1,000兆とも言われる細菌

ターメリックはこの腸内細菌にどのような影響を与えるのでしょうか?

ターメリック(秋ウコン)とアーユルヴェーダの関係とは?

ターメリックの成分「クルクミン」の腸内での働き

ターメリックの主要成分である「クルクミン」。

東京理科大学では、マウスにクルクミンを投与したのち「腸内細菌叢(ちょうないさいきんそう)*」を分析した結果、腸内細菌のバランスが変化したことや、高脂肪食を食べても腸内環境が悪化しにくかったという研究結果を報告しています。

《キレイはお腹で決まる》腸内フローラって何?

また、クルクミンには、

  • 腸壁の活動をスムーズにして内容物を押し出しやすくする効果
  • 膨張感・ガスの発生を緩和する効果
  • 大腸粘膜の修復・再生を促進する効果

があると言われています。

*共生関係を築きながら均衡状態を保っている腸内の常在細菌の生態系のこと

腸の大敵「冷え」にもターメリックは有効?

腸の活動を弱らせ、腸内環境を悪化させる原因のひとつに「冷え」があります。

気温の低い秋冬や、夏場の冷房などで「お腹が冷えた」と体感した時はもちろん、自覚症状がなくても「冷え」の可能性はあります。

分かりやすいのは、朝いちばんに手で自分のお腹や腰回りを触ってみること。

手よりお腹の方がひんやりしていたら、冷えているサインだと言われています。

西洋医学ではこの状態を「冷え」とは呼ばず、「循環不良」「代謝の低下で起こる血行不良」等と説明しますが、いずれにしても、便秘や下痢などの症状が出る以外にも、ビタミン、ミネラルなど栄養の吸収が悪くなり免疫力が落ちるなど、”万病のもと”ともいえるものです。

冷えを解消するには、「靴下などで対策する」「夏でも湯船につかる」など外から温める方法以外に、食事でも対策が可能です。

夏でも温かい飲み物が良いのはなぜ?

身体を冷やすと言われるのは、白砂糖が多いお菓子、季節外れの生野菜サラダなど

これらを避け、身体を温めると言われる根菜類、玄米、ショウガなどの食材を積極的に取り入れてバランスよい食事を目指しましょう。

もちろん、ショウガ科であるターメリックも体を温める優秀な食材と言われていますよ。最近ではターメリックパウダーを牛乳やアーモンドミルクなどに溶いて飲む「ゴールデンミルク」が流行しています。

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ターメリックに含まれるクルクミンは脂溶性のため、料理に使うにしても脂/油を含む食品と一緒に摂取するといいでしょう。

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