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肌断食、水分をとらないスキンケア法、シンプルスキンケア… お肌のケア法は何が正しいの?

2016.7.16

さまざまなお肌のケア方法が雑誌や本、インターネットで紹介されている現代。でもそれって本当に今の自分に合ったお手入れ方法なのでしょうか?

万人に対応できるケア方法はあるの?

手クリーム
化粧品関連のお仕事を始めたら、
「肌断食はどう思いますか?」
「化粧水をとらないケアは正しいですか?」
などという質問を受けることがとても増えました。こうした類の本も検索するとたくさん出てきますね。
このような一定のケア方法を提案し、考えられる美容効果や危険な成分の怖さを並べて白黒はっきりさせて書けば読者の共感や興味を沸かせるので、当然本は売れるでしょう。内容も特に間違ってはいないのかもしれませんし、たまたま効果が出た人もいるでしょう。
でも万人に対応できるケア方法かというとそれは無理な話です。それに読んでも真似をしにくいものや非現実的なものもありますよね。私個人として思うのは・・・

「いずれも、どんな人にでも対応できる万能ケアではありません。」

です。

それに、いずれもみんながこぞって実行するくらいブレイクしていないのは、そのケアに効果を感じなかったという人が多かったということかもしれませんしね。でも、こうしたケアに興味を感じるのはよくわかる気がします。

なぜかというと化粧品はどんなに研究しているメーカーであっても、万人に効果的で、かつ安心して使える製品が作れるかというとそうではありませんから、使う消費者にとっても、自分に合うものを見つけ出すのはとても至難です。

その為あれやこれや試しているうちにかぶれてしまったり、ニキビが増えてしまったりと、ケアに迷走してしまう結果となり、「こんなことなら肌断食や化粧水を使わないケアをしてみようかしら。。。」なんて思ってしまうのですね。

肌断食や化粧水を使わないケアを始めるには注意が必要

確かに私も数々のケアを試してきた一人。

かなりのシンプルケアにもチャレンジしてきました。でもやってみてわかったことは、そういうケアをする場合タイミングや季節、年齢、肌質、食、運動、環境、睡眠、そして性格が大きく影響するということがよくわかりました。

例えば私が今の50歳手前の年齢で肌断食と化粧水を使わないケアをしたらどうなるか?
想像しただけでもゾッとします。(笑)

もともとアトピーやアレルギー肌だった私は、今でこそコントロールができるようになり改善しているものの、季節の変わり目や睡眠不足が続くと不安定になって肌荒れを起こしやすくなります。そこにきて肌の潤いも不足しがちな年齢。さらに食に気を付けて内側からの潤いを高める努力をするにも若い人のようにはいきません。

今の状態で水分が少なくなればテキメンに肌はくすみ、小じわが目立ち、肌はごわついてきます。果たしてこれが改善して生まれ変わるのか?というと、私は無理があると思います。
実際、過去にシンプルケアを行った時も改善されないどころかアトピー復活という結果に終わりました。

ただ断食をすればよいか、ということではなく、様々な条件を考慮しながら行わなければ良い結果は得られないということなのですね。

私のアトリエにも同じように肌断食をした人が駆け込んできますがそうした方の多くが、年齢が40代以降で敏感肌。お話を伺うと、夏でも乾燥しているといいます。40代に入り、年齢的な老化の悩みも合わさって、何かしないとこのままではいけないと思うのかもしれませんね。その辺もすご~くわかります。(笑)

ただ、今のままの生活習慣で断食ケアを続けてしまうと肌が立ち上がるどころか、どんどん細胞がしおれて老け込んでしまいます。

化粧品の使い過ぎで肌を壊したり、甘やかすのも問題ですが、シンプルだから良いと思っていたスパルタケアで老化促進も考えられるということを知っておきましょう。

何事もバランスが大切。
肌は正直なのです。

精いっぱいのベストな環境で挑んでも変化を感じなかったり、老け込んできたと思ったら今のあなたには肌断食は行うべきではないと思ったほうが良いかもしれませんね。

この記事を書いたコンシェルジュ

小松和子/ナチュラルコスメプロデューサー 小松和子/ナチュラルコスメプロデューサー