夏でも香りを使って爽やかにセルフケア
2019.8.5
夏本番。何をするにも億劫で面倒に感じてしまう今の季節、簡単に、手軽に日常生活でできるアロマテラピーをご紹介します。ぜひ、暑いこの季節をアロマテラピーで乗り切りましょう。

梅雨明けしいよいよ夏本番となりました。
梅雨明けした途端に猛暑日や熱帯夜が続くなど、「暑い」がこのまま口癖のようになってしまいそうな毎日です。
何をするにも億劫で面倒に感じてしまう今の季節、簡単に、手軽に日常生活でできるアロマテラピーをご紹介します。
ぜひ、暑いこの季節をアロマテラピーで乗り切りましょう。
ひんやりジェルでベタベタ肌も気分も爽快に
アロマテラピーをする方の中には、自分で手作りしたアロマジェルを使われる方もたくさんいらっしゃいます。私も私の家族もそうです。
ですが、なかなか材料を揃えてまでやるのは難しい、面倒だと感じる方も多いです。
特に手作りのアロマジェルは、自分で好きな固さや香りを選んで作れる分、作り置きが難しい部分もあって、こまめにジェルを作り、使用する…というのが出来ない場合は「急いで使わなくちゃ」「処分するにはもったいない」と、返ってストレスのもとになってしまうことも。
今は、季節柄クリームやオイルよりもジェルタイプや乳液タイプのものがかなり出回っています。サッパリタイプのジェルだけではなく、天然の保湿剤が加わっていたり美容成分が入っていたりと、女性に嬉しい働きのものもたくさん。
肌に合うものを選ぶのが前提ですが、もしお気に入りの香りのものがあればそれを使ってみてはいかがでしょうか。
オススメの香りはこの時期はやっぱりペパーミント。少量タイプで様々な香りのジェルをいくつか用意しておけば、気分によって変えることもできて、リフレッシュできそうですね。
夏は汗でベタベタ肌になることも多いです。それをそのままにしておくと嫌なにおいの元になることも。かと言って、四六時中冷房のかかっている場所にいれば肌の乾燥も気になるところです。
ジェルはベタつき感を爽快にしてくれるだけでなく、乾燥した肌の水分を補ってくれます。お風呂上りにジェルを塗ってセルフトリートメント(セルフマッサージ)すれば、一日の疲れも取れます。
蚊に刺されやすい…そんなときは
蚊に刺されやすい人にとっては、嫌な季節ですね。虫除けスプレーや蚊取り線香などあらゆるものもありますが、アロマブレスレットもオススメ。
シリコンタイプのアロマブレスレットにレモングラスやシトロネラ、ユーカリやティートリーなどを染みこませて使う市販のものもあります。手軽なのはそちらです。
他の人と違うものを使ってみたいというオシャレさんは、ちょっと大人のアロマブレスレットを手作りしてみるのはいかがでしょうか?
伸縮タイプの“てぐす”に木製のビーズ(コーティングがなるべく薄いものやされていないものがベスト)を通し、そこへ精油を垂らします。木にしっかり精油を吸わせて、乾いたのを確認してから手首に通します。
ポイントは精油を付け過ぎないことと、しっかりと木に吸わせ乾いたのを確認すること。
肌に精油が直接触れるとかぶれの原因になります。心配な場合は、木製ビーズではなく、珪藻土タイプのビーズに精油を垂らし、乾いたのを確認してから肌側に当たらないよう外向けで香りを楽しんでください。
何度も私の書くコラムでも出てきている、アロマネックレス(ペンダント)もオススメです。服の上からアロマネックレスをかければ、汗でベタベタする場合でも気になりません。
上記に挙げた精油は、香りがとても強いものが多いです。精油の使い過ぎ、肌へ直接付かないようにというのをくれぐれも気を付けてくださいね。
そして必ずしも蚊に刺されない、と約束するものではありませんのでご了承ください。
日焼けにした肌にオススメのケア
日焼け止めを塗っても、日傘を差しても…焼けてしまうこともありますよね。
日焼けした肌は、ヤケドと一緒。冷やして炎症を抑えましょう。
昔から日焼けにはアロエ、とも言われています。アロエジェルがあればそちらを使っても良いですね。あるいは、芳香蒸留水(フローラルウォーター)そのものをスプレーボトルに入れ肌にスプレーしたり、ボディローションとしてクールダウンのために使ってみるのもオススメです。
また、アロマジェルを手作りしておくのもいいです。精油が刺激になったりお子様にも使いたいという方は、芳香蒸留水を使ってアロマジェルを作ってみてください。
オススメの芳香蒸留水はラベンダーウォーターやカモマイルウォーター。精油とは違い香りも優しく、肌に直接使うことができるので、そのままボディローションとして使うもよし、アロマジェルにするもよし、使いやすい方法で使ってみてください。
簡単アロマジェルの作り方はこちらをご覧ください。
いかがでしたでしょうか。
爽やかな香りを使ってぜひこの夏を乗り切りましょうね。