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頭皮のフケの原因とは?フケ対策に効果的なおすすめシャンプーをご紹介

2024.5.10

よく受けるご相談の1つに、「フケ」についてのお悩みがあります。フケが出ている人には、頭皮の痒みや炎症やニオイなどを併発している人が多いように思います。また、フケが出ていると襟元や肩に付着していないか?人に不快感を与えてないか?とても気になりますよね。
頭皮のフケの原因とは?その原因とフケへの対処法について詳しく解説します。

実は、フケは誰にでも出ています。

頭皮の新陳代謝(ターンオーバー)の際に、押し出された古い角質がフケになります。お肌から出る垢と同じようなもので、本来とても小さくて洗浄する際に流されてしまうもので、ほとんど目立つことはありません。

ただ、何らかの原因で角化異常が起きた際に、目に見えるフケとして現れてしまいます。フケが生じた際は、何らかの異常があると捉え、対処を急がないといけません。

フケの種類は、大きく分けて2つのタイプに分類されます。この2つのフケは、特徴と原因が大きく異なります。よって対処法も大きく異なります。この2つのフケの原因と特徴を解説していきます。

脂性フケ(ベトベトタイプ)

頭髪の洗浄不足や、元々の体質が脂性で、皮脂や汗が過剰分泌されると毛穴に残留してしまい、その残留した皮脂が酸化することで過酸化脂質となります。この過酸化脂質をエサにして、マラセチア菌という皮膚常在菌が増殖し、頭皮への刺激をどんどん与えて悪化していきます。これによって、ターンオーバーが乱れてフケが発生します。また、シャンプー剤などのすすぎ不足も、脂性フケの原因になりますので、しっかり流す事も大切です。

脂性フケの特徴

脂性フケは、やや黄色がかった白色で、湿ってベトベトしていて、頭皮や毛髪に張りついています。大きな塊となって落ちるのが特徴になります。

脂性フケが出ている方の頭皮の色は、赤らんでいることが多く、過酸化脂質の影響でニオイが出ていることがほとんどです。

また、湿気の多い夏場は脂性フケが増える傾向にあります。

性別でいうと、男女ともに成長期にかけて皮脂の分泌量が増え始めます。男性は60歳代ごろまでずっと皮脂の分泌量が多く、女性は30歳代までがピークで、この時期には脂性フケが出やすいと言えます。

脂性フケへの対策

脂性フケが出ている方の頭皮は、ニオイが出ていることがほとんどで、頭皮に活性酸素が発生している可能性が非常に高いです。この活性酸素は、真皮層に存在するバルジ領内の毛根幹細胞や色素幹細胞に悪影響を及ぼし、薄毛や白髪の原因になることもあり、頭皮のゆるみやシワの原因にもなりますので、頭皮のクレンジングを早急に行う必要があります。

乾性フケ(カサカサタイプ)

正常な頭皮の表皮は、水分と油分(脂分)によって外部からの異物が侵入するのを防ぐバリア機能があります。しかし1日に何度も洗髪したり、洗浄力の強いシャンプー剤によって皮脂が必要以上に落とされる事で、頭皮のバリア機能が低下します。

外部からの異物に対しての免疫力も低下し、ターンオーバーが乱れて早まることで、未熟な角質細胞まで剥がれ落ちることが原因となります。元々の体質が乾燥肌の方は頭皮も乾燥しやすいので、乾性のフケになりやすいと言えます。

乾性フケの特徴

乾性のフケは、白くて細かく、カサカサと乾燥していて、パラパラと落ちるのが特徴です。乾性フケが出ている方の頭皮は、水分と油分が不足していて、色は白くなり、カサついている事がほとんどです。

また、空気が乾燥する冬場には乾性フケになりがちです。

性別でいうと、男女共に年齢を重ねると皮脂量が減少していき、肌が乾燥しがちになるため、乾性フケが多くなる傾向にあります。女性は30歳代以降に皮脂分泌量が低下していくので、女性の方が乾性フケが出やすい傾向にあります。

乾性フケへの対策

乾性フケが出ている方の頭皮は、表皮がデリケートな状態で外部からの刺激にとても敏感な状態になっています。皮脂を取りすぎない洗浄を行い、保水や保湿をしてあげることが必要です。

さらに、頭皮に刺激を与えないように、ゴシゴシ洗いは避けて、シャンプーブラシなどを使用して優しく洗ってあげましょう。

頭皮フケ対策に効果的な3つの方法

では、実際にどのような対策が効果的かお伝えします。

1.どのようなシャンプープロダクトを使用したらよいの?
2.洗髪方法の正しいメソッド
3.生活習慣・食生活で気をつけなくてはいけないものは?

1.頭皮に合ったシャンプーに変える

ご自身の体質(頭皮タイプ)に合ったシャンプーに変える事が重要になります。シャンプーの成分表示に注目していただくと、ほとんどの製品の1番はじめに記載されているのが水、その次に表記されている成分がその製品のメインとなる洗浄成分(界面活性剤)になります。

使われている界面活性剤の種類によって、洗浄力が変わります。洗浄力とご自身の頭皮タイプとが合致したシャンプーがベストとなりますが、詳しくは後ほど述べさせていただきます。

2.洗髪方法を見直す

シャンプー剤選びももちろん大事ですが、正しいメソッドで洗髪することもとても重要になります。1番大切なことは、しっかり流すことです。

最初の予洗をしっかりする事で、最小限のシャンプー剤の量で十分な泡立ちを得られます。そして、シャンプー後のお流しが1番重要です。シャンプーの泡は油(脂)に馴染み、浮かして取りますが、髪や頭皮に存在する脂にも馴染み残りやすいです。髪や頭皮に残ることによって、フケの原因にもなり得るので、よく洗い流すことが大切になります。

さらに、香料が残っている場合も危険です。香料は精油を精製してできるものですが、元々は油のため、残っているとフケやトラブルの要因となります。まれに香りを残したいと言う理由で、お流しを甘くされている方がおられますが、よく洗い流すことが重要です。

3.生活習慣や食生活を見直す

生活習慣も、もちろん大切ですが、特に睡眠不足には気をつけましょう。一見、関係ないように思えますが、睡眠不足が続くと、交感神経が優位に働く時間が長くなるために、皮脂分泌が増加してしまいます。睡眠の質を向上するように、心がけましょう。

また、頭皮も含め、肌細胞の修復や調整に必要な成長ホルモンは、22時〜2時の間に特に活発に分泌されるといわれていますので、この時間に熟睡状態になる様にしましょう。

食生活の乱れにも気をつけましょう。過剰な脂質や糖質の摂取は皮脂分泌を促してしまいます。 お菓子類や揚げ物などのコッテリ系のものは控えめにして、体内から皮脂の分泌を抑制するはたらきがあるビタミンB2・B6を多く含む食品(レバー、魚、牛乳、納豆、魚肉ソーセージ、卵など)を摂るようにしましょう。

頭皮のフケを解消するシャンプーの選び方

脂性フケか乾性フケで、どのようなシャンプーを選べばよいのでしょうか。

先程も述べましたが、成分表示を見た時に、水の次に記載されている『界面活性剤』がキーポイントになります。そこに記載されている界面活性剤の洗浄力が、そのシャンプー剤の洗浄力を決定づけると言っても過言ではありません。

では 実際に、どのような界面活性剤が使用されているとよいのかお伝えします。

【脂性フケが出ている人向け】界面活性剤(洗浄成分)の選び方

・酸性石鹸系の界面活性剤・・・ラウレス-4カルボン酸Na

・タウリン系の界面活性剤・・・ココイルメチルタウリンNa

・ノニオン系の界面活性剤・・・ラウリルグルコシド・ラウリン酸ポリグリセリル-10

これらが洗浄力高めの界面活性剤になります。これらが水の次に記載されているシャンプー剤を選びましょう!

【乾性フケが出ている人向け】界面活性剤(洗浄成分)の選び方

・両性界面活性剤・・・コカミドプロピルベタイン・ココアンホ酢酸Na

・アミノ酸系界面活性剤・・・ラウロイルアスパラギン酸Na・ココイルグルタミン酸TEA・ラウロイルメチルアラニンNa

・PPT(タンパク質)系界面活性剤・・・ココイル加水分解ケラチンK

これらが洗浄力が穏やかめの界面活性剤になります。これらが水の次に記載されているシャンプー剤を選びましょう!

フケ対策をしたい人におすすめなシャンプー

脂性フケと乾性フケのお互いに適した界面活性剤(洗浄成分)のお話をさせていただきましたが、成分表示を見ただけでは難しくてわからないですよね。次に、実際にシャンプーソムリエがおすすめするシャンプー剤を、タイプ別に紹介したいと思います。

【脂性フケが出ている人向け】シャンプー剤3選

1.ルイス・リカーリ シャンプー 300ml ¥6,380(税込)

ラウリン酸ポリグリセリル-10(ノニオン界面活性剤)を主剤に採用したシャンプー。ラウリン酸ポリグリセリル-10とは、マラセチア菌などに対し抗菌作用を持ち、脂漏性皮膚炎などにも効果が期待される、ノニオン界面活性剤です。

created by Rinker
¥6,380
頭皮トラブルに悩む方、髪が細くて根本のボリュームが出にくい方、髪が細くてカールがダレて見えやすい方のためにN.Y.のルイスリカーリとシャンプーソムリエ協会理事の関川が共同研究開発した少数派の悩みにフォーカスした特別なヘアケアです。

2.キュベシノブシャンプー フレ 400ml ¥4,180(税込)

タウリン系の界面活性剤、ココイルメチルタウリンNaを主剤に採用されています。低刺激で、泡立ちが良く、洗浄力は適度にしっとり洗い上がる特徴があります。助剤に抗菌作用がある、ラウリン酸ポリグリセリル-10も配合されています。

3.ナンバースリー ミュリアム 薬用スカルプ炭酸クレンジング 250ml ¥2,310(税込)

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ナンバースリー
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炭酸を配合したスカルプクレンジングに特化した頭皮用シャンプーです。主な洗浄成分は、穏やかなアミノ酸系界面活性剤が採用されているのですが、炭酸によるクレンジングで頭皮や毛穴の汚れを除去し、さらに血行を促進します。週に1〜2回、これで頭皮をクレンジングしてあげると効果的です。

【乾性フケが出ている人向け】シャンプー剤3選

1.アオ ビーコネクト シャンプー 280ml ¥3,080(税込)

ココイルグルタミン酸TEA(アミノ酸系界面活性剤)を主剤に採用したシャンプーで、保湿性の高い洗い上がりです。なお、配合されているチャ種子油が、肌の常在菌のバランスを整え、バリア機能も向上させます。髪の洗い上がりは、しっとりとした質感になります。

created by Rinker
¥3,080
茶種子油配合により、皮膚常在菌である黄色ブドウ球菌と表皮ブドウ球菌のバランスを整え、頭皮のバリア機能や保湿力を高める効果が期待できます。 アミノ酸ベースのシャンプーなので、ダメージヘアにも対応いたします。

2.キュベシノブ シャンプー 400ml ¥4,180(税込)

細胞毒性が最も低く、生分解性に優れ、安全性が高いとされる、ラウロイルアスパラギン酸Na(アミノ酸系界面活性剤)を採用。髪の洗い上がりはふんわりとした質感です。また、アトピー肌や乾燥肌に使うと良いとされる「ペリセア®」を配合。「子供も使える大人のシャンプー」がコンセプトの乾燥肌タイプ向けの低刺激なシャンプー剤になります。

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Cuvee Shinobu
¥4,180
使用する界面活性剤は、生分解性100%、細胞毒性評価もTOPの安全性のものを主剤で使用し、その他肌の改善効果が期待出来る特許成分などをバランスよく配合し、敏感肌の方やお子様でも安心してお使い頂けるキュベシノブしリースの中心軸の商品です。

3.イッタナジオ イソット 280ml ¥4,950(税込)

こちらはシャンプーではなく、シャンプー後のアフターケアとしてお使いいただきたい、予防医学の観点から作られた還元泡化粧水になります。

老化の原因になる、酸化・糖化・炎症を予防し、フケを抑えるのはもちろん痒みやニオイにも効果があります。頭皮だけではなく全身に使用できる、泡状の化粧水です。

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サラメンテ
¥4,950 2024/5/10 16:17:31
予防医学の観点から作られたヘア&スキャルプ・フェイス&ボディへのエイジングケア用化粧水。お風呂上りの新習慣!泡でまとう温泉化粧水。

まとめ

フケは脂性フケと乾性フケの、大きく2つに分けられることをお伝えしました。簡潔に述べると、脂性タイプはしっかり洗浄、乾性タイプは穏やかな洗浄が必要と言え、その対処法は逆と言っても過言ではありません。

そのため、対処法を間違ってしまうと、さらに悪化させてしまう結果につながります。フケが確認された場合、まずは脂性のものか乾性のものか、今回の記事を参考にして対処してください。

但し、頭皮に強い痒みがあり、炎症を起こしてしまっている場合は皮膚科への受診をおすすめします。掻く事を抑えないと、炎症はいつまでも治りません。ステロイドの短期使用(1週間程度)で痒みを抑えて掻く事を止め、炎症が治まってから、今回お伝えした製品で対処してください。

シャンプーソムリエのあとがき

今回はフケについてお話しさせて頂きました。フケが出ていると言うことは、角質異常を起こしていると言うことですので、何らかの対処が必要です。

シャンプーソムリエは、その様な状況にならないように日々過ごすことが大事だと考えています。毎日の食事のバランスや、睡眠の質を高めるための生活習慣や、シャンプー時にしっかり流す、濡れたままにせずに必ずドライヤーで乾かすなどの洗髪メソッドも大切です。日頃からご自身の肌質にあったシャンプープロダクツをご使用する点ももちろん大切になってきます。食事やメソッドの部分は忙しい日々の中でおろそかになりがちですが、意識して習慣付けてください。プロダクトの部分は今回の記事を参考に、ご自身の肌質に合ったシャンプー剤に出会えることを願っております。

この記事を書いたコンシェルジュ

一般社団法人シャンプーソムリエ協会

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