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香り歳時記 -1月 パイン-

2016.1.7

このコラムでは、毎月おすすめの香りや精油を厳選し、その効能・効果や使い方などをお伝えできたらと考えています。さっそくですが、香り歳時記、1月の香りはパインです。厳かな気分になる1月にピッタリの精油ですから、ぜひその効果や使い方を覚えてみてくださいね。

厳かな気分にピッタリの精油「パイン」

年末年始は日本ならではの伝統行事が続く季節。何となく厳かな気分になりますよね。

そんな1月の気分にピッタリな香りは「パイン」(全く私の個人的な意見ですが…)。

パイン

パイナップルの甘い香りを想像した人がいるかもしれませんが…違います!

よく家具などに「パイン材」なんて書いてありますよね。あのパイン=松です。

学名はPinus sylvestris ヨーロッパの松です。尖った葉と球果を蒸留して精油が作られます。

今月は、パインの精油の効果と使い方をお伝えします。

パイン精油の効果と使い方

松の葉

パインの精油の清々しい香りは気分をリフレッシュするだけでなく、心を強くしてくれると私は信じています。

使い方としては、肌に塗布して身にまとうより、空気を浄化してくれることから、お部屋の香りとして使われることが多いです。自分の周りの空間を結界のように守ってくれるイメージです。

以前、有名な外国の占い師さんが、「運勢の強い人は、香りに運勢を左右されることはありません。ただ、パインだけは運勢の強い人にも作用して、バランスをとってくれます。」と言っていました。

本当にそれくらい精神作用の強い精油だと私も思っています。

心が弱っている時には、強く力づけて道を示して、高揚し過ぎている時には穏やかに鎮めて、道を誤らないように導いてくれます。

私の大好きなパインの精油。

ストレスで弱っている時にも、怒りや不安で押しつぶされそうな時にも、きっと力になってくれると思います。

日本では神聖な植物とされている松。やはり海外でも、同じように使われているのですね。

体への働きとしては、呼吸器系の不調を和らげると言われています。これからの季節にはピッタリです。


今年、ワンランクアップを目指す方は、いつも傍にパインの精油を用意されると良いと思いますよ。ぜひ使い方を覚えて、パインの香りを活用してください。

皆さまの今日が健やかな1日でありますように!

この記事を書いたコンシェルジュ

佐佐木景子/アロマプロデューサー