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香りと終わりかけの精油瓶のワンポイントレッスン

2019.2.19

今回はアロマテラピーのちょっとした「こんな時どうする?」をご紹介したいと思います。マスクが手放せない今の時期にぴったりの精油活用方法から、精油が出づらくなってきたときの対処法、そして終わりかけの精油瓶に関する裏技まで。お気に入りの精油で毎日を快適に過ごしたい!最後までたっぷり楽しみたい!という方はぜひご参考ください。

精油で手作りアロマスプレー!マスクの「外側」にシュッとひと吹き

冬から春にかけて、今まさにマスクを手放せない季節です。

ただマスクをするだけではなく、香りをほんのり楽しめたら心地よいかもしれません。

  • レモン
  • ユーカリ
  • ペパーミント
  • グレープフルーツ
  • ラベンダー

などお好きな香りを使ってアロマスプレーを作りましょう(濃度0.5~1%)。

アロマスプレーをマスクの「外側」にひと吹きしてつけてみてください。

気をつけるのは内側にスプレーしないこと。

試しに私は内側にシュッとしたことがありますが、濃度を低めに作ったアロマスプレーであっても結構粘膜への刺激があります。

ですから、外側に1プッシュで充分です。シュッとひと吹きしてマスクをつけると、呼吸をした時にほんのり香りを楽しむことができます。

鼻が利かないからと刺激の強い香りをたくさん使うのはNGです。

とくにペパーミントやユーカリは粘膜刺激のある成分も含まれていますので、「ちょっと香るような気がする」くらいが良いと思います。

それでもやはり目への刺激や香りが強すぎると感じたり、違和感を抱いた場合は使用を中止しましょうね。

また、具合いが悪い時にもやめましょう。

量の減った精油が出づらくなってきた

精油を買ったことのある方なら見たことがあると思いますが、精油瓶のキャップを開けると、写真のように中栓(ドロッパー)が付いているものがほとんどです(メーカーやサイズにもよる)。

精油を使っていて、そろそろ容量が少なくなってきたな…という時に、この中栓から精油が落ちにくくなったということはありませんか?

精油が出にくくなってしまった場合の、精油の楽しみ方や活用法を今日はご紹介します。

精油瓶は写真のように茶色やブルー、グリーンなどの遮光瓶のことがほとんどなので、なかなか中の様子が見えづらいですね。

実は先程の中栓はよく見てみるとこうして芯のようなものが出ています。

これもメーカーにより形状は異なりますが、中栓の外側には空気穴もあり、その空気穴から空気が入り中の精油が押し出され精油が出てくるという構造になっています。

なのでここに精油が入らないとなかなか精油が瓶から出てこない、ということになるのですね。

まだ中身が入っているのに出ないという場合は、中栓を外してこの芯の部分を少しハサミやカッターなどで切りましょう。すると芯の部分が短くなるので精油が出やすくなります。

ただし、切ることで形状が変わってしまい精油の出方も変わる可能性がありますので、しっかりと分量を量ったり濃度を気にする、という方にはおすすめしません。

ルームスプレーやハウスキーピングなど、身体の部分には使用しない方法で香りを楽しむ際のあくまでも応急処置のようなものだと思ってください。

中栓を外す時は直に触ると衛生上あまり良くありません。また直接精油を触ると刺激になることもありますので、ティッシュなどを噛ませて外すようにしましょう。

瓶に少量残った精油はそのままアロマディフューザーに!

また、少量になった精油瓶の中栓を外してエタノールを入れ、スティックを差してオリジナルのアロマディフューザーにするのもおすすめです。

小さめの遮光瓶であれば、スティックを遮光瓶に差しても合うような長さに切りそろえても良いですね。

スティックに香り玉をつけたりドライフラワーなどをつけるのもオシャレです。

こちらの写真は私が以前、中の精油の量が少なくなって出づらくなってしまった精油瓶にエタノールを加えてリードを差して飾りつけしたものです。

石膏粘土で作ったまだ柔らかい状態の香り玉をスティックの先につけて、立ち上る香りをスティックの先の香り玉からも香るようにしました。

造花で飾りつけしましたが、スティックにドライフラワーをつけても良いですし、瓶にシールやリボンを結んで飾りつけしてもかわいいと思います。

販売されているリードディフューザーもステキですが、量が少なくなった使いかけの精油をどうしたら良いか悩んでいた方や、遮光瓶の有効利用はないかなと思っていた方はぜひやってみてくださいね。


いかがでしたでしょうか。

今回は、知っておくとちょっとした「どうする?」に役立つアロマテラピーをご紹介しました。

これならすぐにできそうかな、と思うものからチャレンジしてみてくださいね。

この記事を書いたコンシェルジュ

新垣 静香/アロマセラピスト

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