12月になり、いよいよ今年も残すところあと1か月となりました。
年末は忙しく、大掃除はどうしてもバタバタしますね。今からできる掃除を少しずつ始めたいところですが、面倒な部分はついつい後回しにしがちです。
そこで、自宅にある精油(アロマオイル)の力を借りて香りを楽しみながら、掃除をしてみませんか?
重曹は掃除の万能選手!アロマをプラスして
重曹を掃除で使ったことはありますか?
重曹はかなり色々な場面で活躍する掃除の万能選手です。アロマお掃除でも重曹を使っていきます。
重曹はもともと自然界にある物質で地球にやさしく、弱アルカリ性で、シンクや電子レンジ、コンロ、浴槽、ヌメリのある排水管の汚れなどなど、特に油汚れや手垢の気になるところの掃除に力を発揮します。
重曹はさまざまな使い方ができます。
- パウダーのまま使う
- 水に溶かして重曹水として使う
- ペースト状にして使う
パウダーとして重曹をお掃除に使用する場合は、ガラス瓶に重曹100gとスイートオレンジやレモンなどの精油を合計で20滴以下になるように入れよく混ぜます。
スイートオレンジやレモンの精油には、リモネンという成分が入っており、油汚れを取り除く力があります。重曹と合わせて使うと、キッチン周りの油汚れには活躍しそうですね。
写真にあるように、コンロの掃除をする際は、周りの部品を外して重曹をパウダーのまま撒いてしばらくしてからスポンジやキッチンペーパーで拭き取ります。
重曹を水に溶かして重曹水として使用する場合は、アロマオイルや精油をスプレーボトルに水と一緒に入れ、よく混ぜてから使いましょう。
ペーストとして使用する場合は、重曹:水が2:1くらいにして使うと良いです。頑固な茶渋や鍋の焦げ付きにおすすめです。
アロマを使って拭き掃除
普段は雑巾がけをあまりしないお部屋を大掃除の時だけはしっかりと雑巾がけをするという方も多いはず。そんな時もアロマの力を借りて掃除を行いましょう。
水やお湯を張ったバケツに、精油を1~2滴垂らしてよく混ぜてから雑巾を浸して絞ります。そのまま掃除に使いましょう。
あるいは、少量の無水エタノールに精油を混ぜてからバケツに水やお湯を入れよく混ぜます。
精油(アロマオイル)は、水には溶けにくいので最初に少量のアルコールに溶かすことで、馴染みやすく、また安心して使うことができます。
おすすめの精油は…
- 青森ヒバ
- ティートリー
- ユーカリ
- レモン
- ペパーミント
青森ヒバは、木曾ヒノキ、秋田スギと並んで日本三大美林の一つといわれています。香木といわれるくらい香りが強い木です。
精油の中には40種類あまりの成分があり、ヒノキチオールとβ-ドラブリンには非常に強力な抗菌作用があるといわれています。
抗菌、消臭、防臭、防虫が期待できるだけでなく、香りはまるで森林浴をしているかのようなリラックス&リフレッシュな気分になります。
青森ヒバの香りもですが、その他の香りもとても強い香りや作用なので、1~2滴で充分です。