実は仕事が途切れない人こそ悩んでいる!気を付けたいポイントとは?
2020.4.22
「転職は人づてが中心で、仕事に困ったことがありません」一見良いことのように見えますが、実はそんな人こそ私のところへ仕事の悩みを相談しに来ることが多いのです。人づてに仕事を得る人はどんな人で、どんな悩みを抱えているのか?また、仕事を紹介された際に考えてほしいこともお悩み解消のヒントとしてお伝えします。
コンスタントに次のような仕事の悩み相談を受けることがあります。
「今まで、ありがたいことに、転職は人づてが中心で、仕事に困ったことがありません。
そのせいか、今まで自分がどうしていきたいのかとか、自分の今後について考えたことがなくて…。
今更ながら悩んでしまっている」
このような仕事の悩みを持つ方の共通点は、
・社交的で、コミュニケーション上手
・フットワークが軽い
・幅広くこなせ、結果が出せる
といったタイプです。
特に、新しい店舗の立ち上げなどに声をかけられるケースも多い様子です。
人づての仕事のメリット・デメリット、そして悩みとは?
人づてで仕事を得ることは一見良いことばかりのように見えますが、実はメリットだけでなくデメリットや特有の悩みもあります。
メリットは、仕事が常にあること。
そして、知っている人と一緒に仕事ができるので、安心感があること。
一方で、デメリットは、「なんか違う」という時に辞めづらいこと。
また、辞めづらいのはもちろんですが、自分で選んで決めた仕事や職場ではないため、
「なんか違う、でも何が違うのか、そして私はどうしたいのか」
こんな悩みに陥ることがあるのです。
新しい仕事を紹介されたときに考えてほしいこと。お悩み解消のヒント
うちに来ないか、と引っ張ってもらえたり、紹介されたりする人は、きちんと結果を出してきた人です。
声をかけてくれる人は、誰でも良いわけではありません。
過去に一緒に働いたことがある、評判が良いなど、その人の働きぶりや実績を評価してくれているのです。
つまり、仕事ができる人だから声をかけてもらえるのです。
でも、だからこそ仕事を主体的に選んでこなかった、という悩みも経験を積んでいった先に出てくるのでしょう。
若手のうちは良いですが、ある程度の経験を積んだら言われるがまま、誘われるままに職を変わるのではなく、自分のこだわり、これからどんな道を進んでいきたいのかを明らかにした上で選びましょう。
そして、声をかけてくれる相手にそれを伝えていくことが大事です。
「私は、●●をしていきたいので、△△な仕事や職場を紹介してほしい」
「私は、●●をしていきたいので、今回の仕事や職場は、残念だけれど、少し方向性が違うと思うので、今回はやめておこうかな。」
こんな風に、です。