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働き方いろいろ!正社員で働くメリット・デメリット

2018.9.9

さまざまな働き方がある中でも安定性No.1の正社員ですが、他の働き方同様、メリット・デメリットの両方があることを忘れてはいけません。メリット・デメリットをしっかりと見極め、自分のキャリアプランやライフスタイルに合った働き方を選びましょう。

正社員とは

正社員とは、一般的に期間の定めのない雇用契約で働いている「正規(雇用)社員」のことを指します。

終身雇用制度を前提とし、会社の就業規則に則って働いているかぎり理不尽な理由で解雇される可能性は低く、定年まで安定して収入を確保できる雇用形態です。

「解雇は、客観的に合理的な理由がなく、社会通念上相当と認められない場合は、その権利を乱用したものとして無効とする」(労基法18条の2)

※ただし、解雇されることが全くないわけではなく、正当な理由が認められた場合、会社側は労働者を解雇することも可能です。

契約社員や派遣社員、パート、アルバイトなどの期間に定めのある社員のことは、正規社員と区別して「非正規(雇用)社員」と呼ばれるのが一般的です。

正社員のメリット

正社員として働くメリットと言えば、やはり何と言っても安定性でしょう。上にも書きましたが、定年まで安定した収入を得られるということは、経済的な不安から解放されるとともに、人生設計も立てやすく、そういう点に多くの人が魅力を感じるのではないでしょうか。

他にも、

  • 休日日数などにかかわらず、毎月一定の金額が月給として支払われる
  • 勤続年数に応じて基本給が上昇する会社が多い
  • 住宅手当や家族手当、扶養手当などの諸手当が充実していることが多い
  • 正社員限定で賞与や退職金などを支給する会社が多い
  • 社会保険や福利厚生の恩恵を受けやすい
  • 社会的な信用を得やすい(ローンやクレジットカードを作るときなど)

などが正社員のメリットとして挙げられます。

また、正社員の職歴を重視する企業も多く、転職の際に有利に働くということもあります。

正社員のデメリット

一見メリットの多い正社員という働き方ですが、他の働き方同様デメリットもあります。

それは、「正社員は基本的に会社からの業務命令を拒否できない」という点です。

実は、多くの会社の就業規則には、「業務命令に対し労働者が正当な理由なく拒否した場合、懲戒処分にする」ということが規定されています。

つまり、残業や配置転換、転勤、出張などが命じられた場合、自分の都合で拒否することは基本的にはできないということです。※就業規則にない場合でも、正社員として雇用される場合、同様のことが期待されていると考えられます。

特に昨今問題となっている長時間残業ですが、健康上の懸念から残業時間の上限が法律で決まっていますが、言い換えれば、上限より少ない時間であれば会社はいつでも残業を命令できるということでもあるのです。(36協定の締結・届出がされている場合)会社によっては、時間に制限のあるライフスタイルの方は別の働き方を検討する必要があるかもしれません。

他にも、やりたい仕事ができると思って入社したのに、配置転換で全く別の仕事をしなくてはいけないという可能性や、非正規社員の比ではないノルマや職責も考慮しなくてはいけません。

安定した働き方、収入を約束された正社員には、業務命令に従う義務があります。そのことを念頭に置いて、正社員を目指す場合には、転勤の有無や月の残業時間の平均、繁忙期の時期、配置転換の頻度などをあらかじめ確認しておく必要があるでしょう。

また、非正規社員よりも正規社員の方が採用される可能性が低いということも注意しましょう。終身雇用が前提の正社員ですから、採用も狭き門と考えておいた方が良いかもしれません。憧れの会社にどうしても入りたい!ということであれば、非正規社員採用も視野に入れてみてはいかがでしょうか。

正社員にも解雇はある!

正社員の安定性は大変魅力ですが、絶対に、定年まで働けるというわけではありません。正当な理由がある場合には、会社側からの解雇が認めれています。

解雇されるケースは次のような場合です。

  • 業績悪化による「リストラ・整理解雇」
  • 従業員の病気や能力不足を理由とする「普通解雇」
  • 横領や不正を働いた場合に下される「懲戒解雇」
  • 本来は懲戒解雇に相当するが、反省の態度が見えることなどから自主的な退職を促す「諭旨解雇」

懲戒解雇、整理解雇、普通解雇の根拠については、就業規則(解雇事由)に記載されています。入社後は真っ先に確認しておくと安心でしょう。

圧倒的に安定性の高い正社員。自分にマッチしているかを確かめて

「同一労働同一賃金」や社会保険の適用範囲の拡大など、非正規雇用の待遇が見直され始めていますが、それでもやはり正社員の待遇には及ばないというのが現状です。賃金に関しても、生涯年収を見るとおよそ1億円違うとも言われています。

転職売り手市場の今は、正社員への転職のチャンスもどんどん広がっています。正社員を目指す方はぜひ自分のキャリアプランやライフスタイルを確認した上で、挑戦してみてくださいね。


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キャリア編集部

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