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注目のIターン・Uターン転職!メリットと気をつけたいポイントは?

2020.7.1

新型コロナウイルスの影響で大都市から地方へ転職するIターン・Uターン転職に注目が集まっているそうです。今回はコロナ禍におけるIターン・Uターン転職のメリットと転職する際に気をつけたい点について見ていきたいと思います。

新型コロナウイルスの影響で大都市から地方へ転職するIターン・Uターン転職に注目が集まっているそうです。

今回はコロナ禍におけるIターン・Uターン転職のメリットと転職する際に気をつけたい点について見ていきたいと思います。

今注目されるIターン・Uターン転職のメリットとは

東京 ビル

慣れ親しんだ地域や地元などに戻って働くUターン転職や、新たに地方に移住しその土地で働くIターン転職など、勤務地を都会から地方に移して働く転職にはさまざまなメリットがあります。

その中でも、今回は新型コロナ感染に関連するIターン・Uターン転職のメリットをいくつか紹介します。

1. 親や兄弟、信頼できる友人のそばで暮らせる

今回のような状況下で、親や兄弟、親しい友人が近くに住んでいればと強く思った人も多いのではないでしょうか。

というのも、学校が休校になり子供の面倒を見る人が必要になったり、県をまたいでの移動や不要不急の外出自粛のために、親の様子を見に行くことができなかったりと、家族や信頼できる友人がそばにいないことのデメリットを痛感する場面が多くあったからです。

その点、地元に戻るUターン転職ならば、その心配が少なくなります。なにより、近くに親や兄弟、友達がいてくれる、それだけで心強いですよね。

2. 経済的な負担を軽減できる

休業要請や不要不急の外出自粛により、経済的な危機に直面したという人も多いと思います。そんな中、Uターン転職で実家に戻れば、家賃負担を確実に減らすことができます。

また、そもそも地方では家賃や物価が都会に比べ安い場合が多いので、実家でなくても生活費の負担が減る可能性が大きいです。

これはIターンの場合も同じです。さらに近年は、Iターン移住者に対して住居や生活費の支援がある自治体もあるそうです。

多くのストレスにさらされている状況では、お金の心配が減るというのは大きなメリットになります。

3. 人混みや満員電車からの解放

緊急事態宣言が解除され、東京都では街にかなりの人が戻ってきています。駅や電車の混雑は恐怖を覚えるほどです。

その点地方であれば車通勤が主流であったり、家賃が安いために会社のすぐ近くに住むことも可能です。

感染リスクの高い(ある)人混みや満員電車に身を置くストレスから解放されるのは、地方への転職のメリットでしょう。

また、生活においては公園などが広々していることも多いため、3密を避けての運動や外遊びが充実するだろう点にも魅力を感じます。

4. 感染リスクの減少

そして、都会に比べ圧倒的に新型コロナウイルスの感染者数が少ないということが何よりのメリットです。

もちろん、地方でも地域によってはクラスターの発生などがあり、完全にリスクがゼロというわけではありません。しかし、感染者数に比例して恐怖心や不安感が大きくなることは否定できません。

自然豊かで水や食べ物が新鮮、そしてのびのびと安心して生活できる。Iターン・Uターン転職に注目が集まるのもうなずけます。

気をつけたいポイントは?

新型コロナに対してもさまざまなメリットのあるIターン・Uターン転職ですが、今までとは異なる土地で生活し働くわけですから、当然良いことばかりではありません。今までを基準にしていると、思わぬ落とし穴にはまってしまうことも。

Iターン・Uターン転職を考えている場合、以下の点には特に注意してみてください。

・自分が希望する仕事(求人)はあるか?

美容系の仕事の場合、地域によっては求人があまりないということがあります。

そのため、転職自体が難しく、運良く転職できても、勤務地以外は妥協しなくてはならないということもあります。

どこで働くかも大事ですが、どんな仕事をするか、どのような条件か、どんな人と働くか、どんなキャリアを積めるかなどもこの先仕事を続けていくためにはとても大切なことです。

求人数が少ない地域への移住を考えている場合にはよく考えましょう。

・給与

最低賃金に地域差があるように、地域によって給与に違いが出ます。ごくまれに求人需要が高く地方の方が給与が高い場合もありますが、基本的には地方の方が大都市よりも給与が低くなるでしょう。

都会で働いていた人が、今まで通りの給与水準を求めると一気に転職が難しくなるため、ある程度給与が下がることを覚悟して転職活動を行う必要があります。

・生活費

先ほどメリットで地方の方が生活費が安くなる場合があると書きましたが、これには例外があります。

実は、人気の観光地や離島、自然条件の厳しい地域などでは、都会よりも生活費がかかってしまうということが珍しくないのです。

最近では、宮古島の家賃が高騰していたり、外国人に人気の観光地では、高級食材しか扱っていないスーパーばかりだったりと、地元の人でさえ困惑するような家賃・物価バブルが起きているということもあったそうです。

給与は減るのに生活費が高くなってしまうということになると、その土地で仕事を続けるのが難しくなります。

とくに新たな土地に移住するIターン転職の場合は、実際にそこの土地で働き生活していくことができるか、しっかりと見極める必要があるでしょう。

・人間関係

都会よりも地方の方が人づきあいが密になりやすいという話はよく聞きます。コミュニティー意識が高く、助け合って生活していく風土があるからでしょう。その場合、自然と排他的になってしまうことは珍しいことではありません。

そのため、Iターン転職の場合、地方の外からの転職者を受け入れる土台があるか、相談できたり頼ったりすることができる人がいるかなどで働きやすさは全く変わってきます。転職を決める前にしっかりと確認しましょう。

また、その点Uターン転職なら安心と思っている人も多いかもしれませんが、「一度都会に行った人」としてかえって疎外感を感じることも。前職でのやり方で仕事をしたり、良かれと思ってアドバイスをしたりすることで、ぎくしゃくしてしまうこともありますので気をつけましょう。

お試しもあり!事前の調査や準備は入念に

田舎

現在、オンライン面接などが普及し始め、都会にいながら地方の採用試験を受けることができるなど、Iターン・Uターン転職に対するハードルが下がっています。

しかしながら、実際にIターン・Uターン転職したものの思い通りにいかず、また都市部に戻ってくるケースは意外によくあります。

Iターン・Uターン転職をする際には労働条件や職場の人間関係、生活のしやすさ、教育環境、物価などをしっかりと確認するようにしましょう。

その時に、夏休みなどを利用して、実際にその地方に行って1~2週間ほど生活してみたり、短期の仕事を探してチャレンジしてみたりしても良いかもしれませんね。

新型コロナにより、大きく価値観が変わってきています。勤務地を考えるという視点から自分自身の本当に望んでいる仕事や生活がわかるかもしれません。

この記事を書いたコンシェルジュ

キャリア編集部

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