男だって癒されたい well-being report vol.2

日々の疲労と睡眠不足、そして花粉症…。残念な夫を観て盛り上がる妻たち。

そう、戦う漢は色々と大変なわけです。（上記は全て女性にもあてはまりますが）

そんな戦士に休息をということで今回は春の箱根に行ってきました。

贅沢な羨望。富士山を眺めつつ、まずは心のデトックス。

1. 会員制ホテルならではの大人の寛ぎ空間

お邪魔したのは会員制ホテル箱根翡翠のenso spa（エンソウスパ）。

東急さんの会員制リゾートホテル内にあるこちらの施設は、広大な敷地と会員制ならではの落ち着いた空間に加え、周囲の雰囲気もひとつの魅力。箱根といっても、御殿場～箱根のちょうど中間あたりに位置し、空気も澄みわたり、多くの緑に囲まれ、まさに大人の寛ぎ空間といった雰囲気が漂います。

中庭を眺めながら手入れの行き届いた館内をぐるっと回り、スパ棟へ。大浴場の上階にあり、温泉＋スパで楽しみたい方にはもってこいの環境です。スパへ向かう途中には読書スペースもあり、充実した休息時間が過ごせそう。個人的には床の装飾もお気に入りで、この空間にいるだけで癒されます。

仕事でなければ、こんなところでのんびり読書をしながらうたた寝などしたいものです。（仕事中に寝るから気持ちいいのかもしれませんが）

2. ストーントリートメント初体験！

enso spaではエレミス、ダーマロジカ、オーガニックエレメンツと3種のブランドを導入されているのですが、今回はそこをスルーしておススメのホットストーントリートメント（初体験！）を受けてみました。

まずは選んだエッセンシャルオイルで香りを楽しみながら、軽く解して（おそらく）身体の状態をチェック。オリーブとアプリコットのオリジナルベースオイルを塗って約45~50℃程に温めたストーンで施術を行っていきます。
※ベースオイルは季節に応じて変えているそうです

今回トリートメントを担当頂いた店長の與儀さん曰く、ピンポイントでグイグイ圧すような施術を好まれる方には物足りないかもしれないとのことでしたが、ストーンの熱と重み、そしてストーンならではでしょうが、面で伝わってくる感じが心地よい。

ちょうど良い湯加減の風呂に入った瞬間に思わず「はぁ～」って声が漏れる、あの感じを何度も味わえると言ったらいいでしょうか、すこーしずつ身体の深部まで解されて、ほんわかと解れていく感じ。得も言われぬ温かさに包まれ、声は出しませんが、気を抜くと施術台の穴からよだれを垂らすことは間違いありません。

3. ゴリゴリ男性にはストーン半分、ほぐし半分

保温性の高い玄武岩でできたストーン。珠玉の世界に誘われます。

ひととおりストーンを使って解した後は、ポイントにストーンを置き、心地よい温もりを全身で感じます。おそらくビジュアル的には、よくトリートメントの画像で見る背中にとんとんと一定の距離間で黒い石が置かれている感じかと（画像は控えます）。手の平にも置いてかる～く握り、じっくりと伝わってくる熱で色々なものがゆっくりと解れていく感じ。今回は踏ん張りましたが、このあたりから記憶が怪しくなって…

ストーントリートメントは筋肉の緊張をほぐすだけでなく、奥深くまで熱が届くので代謝の促進やそれに伴うデトックス効果も高いとのこと。石（ストーン）の保温効果については、冬のキャンプ（かまどの石を新聞でくるんで寝袋にぶっこめば湯たんぽ代わりに！）でなんとなくわかってたつもりですが、ただの石と侮ることなかれ、その効果は想像以上で施術後も長時間ポカポカが続きます。

そして、ピンポイントの施術を好まれる方には～というお話はしましたが、トリートメントの流れ次第では、ピンポイントの施術をよく受けられる方にもこれはおススメ！このストーントリートメント、感覚的なものですが、グっと点を解していくのではなく、筋肉（贅肉？）を一枚一枚（一本一本？）ゆる～く解していく感じで、ピンポイントの施術をお好みの男性には、ゴリゴリに凝り固まった身体をホットストーンでじっくり解してから、ピンポイントの施術を受けると…、おそらく、効果倍増！ふにゃふにゃのよだれ祭り決定です。