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国産ターメリックと海外産ターメリック、どう違う?

2018.9.20

日本をはじめ、インドや中国・東南アジア各国で古来より重宝されてきたターメリックですが、日本のターメリックと海外産のターメリックは、味・効果などにどのような違いがあるのでしょうか?

ターメリックは、日本でも古来より「ウコン」として重宝されてきました。着物や骨とう品を包むための風呂敷は「ウコン(うっちん)染め」と呼ばれ、殺菌防虫効果があるとされてきたそうです。

同様に、インドや中国・東南アジア各国でも、文献などにターメリックは度々登場し、珍重されてきたことが分かっています。

では、日本のターメリックと海外産のターメリックは、味・効果などにどのような違いがあるのでしょうか?

国産(日本産)ターメリックの特徴

ターメリックは、日本では暖かい地方での栽培が盛んで、沖縄や鹿児島県での栽培が中心です。

ウコンそのものは、世界で約50種類以上もあると言われますが、日本でなじみが深いのはそのうち次の3種類です。

  • 春ウコン(キョウオウ)
  • 秋ウコン(ウコン)
  • 紫ウコン(ガジュツ)

上記のうち、一般的に「ターメリック」と呼ばれるものは「秋ウコン」。春ウコンや紫ウコンと比べ、根茎を切ってみると鮮やかなオレンジ色をしていて、クルクミンを多く含んでいるのが特徴です。

産地の沖縄では、「うっちん」と呼ばれ、すりおろしてお茶のように飲むなど民間療法の素材として親しまれてきました。

対して、春ウコンと紫ウコンは、クルクミンの含有量は少ないですが、精油成分を多く含んでいるのが特徴です。

海外産ターメリックの特徴

海外でもターメリックを栽培して利用している国は数多くあります。

ターメリックの原産国とされるインドでは、古典の医学書にも止血や鎮静効果がある生薬として記されているほか、美容効果も認められており、現在でもターメリックとレンズ豆・サフランなどを混ぜた化粧品を顔に塗って外出する女性も珍しくないそうです。

そのほか、中国、タイ、マレーシアなどでも古来からターメリックが栽培利用されていて、16世紀にはヨーロッパにも渡っていたという記録が残されています。

現在、日本へは、おもに粉末に加工したターメリックが輸入されています。日本の税関では、法律上はどの種類のウコンであっても「ターメリック」に分類されるそうですが、実際に輸入されている品種は「秋ウコン」が中心です。

国産と海外産ターメリック、どちらを選ぶべき?

それでは、国内産と海外産のターメリックは、どちらを選んだ方が良いのでしょうか?

実は、現在輸入されているターメリックの大部分は、カレーを中心とした食品の原材料として使われています。

これに対し、沖縄を中心とした国産のターメリックは、単独で健康食品やサプリメントに加工されることが多いのが特徴。

これには、沖縄のサンゴからできた石灰質の土壌が高品質なウコンの栽培を可能にしているほか、無農薬栽培などのトレーサビリティがしっかりと確認できることなどが理由となっています。

海外産のターメリックは比較的安価ですが、成分や栽培方法などが定かでないことも多いので、健康のためにターメリックを摂るのであれば国産の方がおすすめですよ。

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