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秋支度と夏の終わりに香りを心地よく楽しむ

2018.8.27

衣替えの季節は、身にまとう香りやお部屋の香りにも変化を持たせてみませんか?香りは環境や体調によって感じ方や効果が変化します。温度や湿度に合った香りを効果的にコーディネートして快適な生活環境を実現しましょう。今回のコラムではちょっと怖い香りが与える影響と、香りを楽しむヒントをお伝えします。

お盆休みも終わりそろそろ本格的な秋に向けた衣替えや部屋の模様替えの季節ですね。

この時期は気温の変化が大きいことからちょっとした湿度、温度で必要になるものが変わってきます。

特に香りについては、寒い時期だから合う香り、暑い時期に楽しむ香り、温度変化に応じていつでも楽しめる香りや効果などがありますね。

香りが与えるのは良い効果だけではない。悪影響も

写真はいつもお世話になっているバイヤーさんからの差し入れです。レモンの香りが爽やかなバウムクーヘンでリフレッシュしました。

爽やかな香りは年間を通して楽しめて疲れを癒す効果があるのでリフレッシュに最適ですね。

反対に香りによっては良い効果ばかりではなく、人に悪影響を与える場合もあります。

先日、お盆休みをいただき久しぶりに映画を観に映画館に行ったのですが、夏とはいえ夏もそろそろお終わりの時期、冷房がやや生温い状態の館内の匂いとポッポコーンにポテトフライ、ハンバーガー、香水などが混ざった何ともいえない匂いに耐えられなくなり気持ち悪くなり、上映途中ではあるものの出てきてしまいました。

香りに好き嫌いはあっても単体だとどんな匂いも大丈夫なのですが、混ざった香りに統一感がない場合はどうしても耐えられないことが多々あります。

随分前に訪れたバンコクでは道によって放つ香りが全く異なっていたことをよく覚えています。ある繁華街の道路を歩いていた時に匂い、温度、湿度の条件が重なり息が出来なくなり近くの駅の医務室で休んだ覚えもあります。

どうしても香りに敏感になってしまうことがよくあるのですが、普段の生活では、なるべく自分で気づかない振りをするのですが、耐えられないこともあります。

よく周りの人からは「鼻が犬過ぎ」(笑)と言われますが、これは自分の特性だと思って上手く付き合っていかなくてはと思います。

香りを楽しむヒント

自分では大好きと思う香りでも環境や温度、湿度さらには明るさ、その他のさまざまな条件で香りが与える影響や効果は変わってきます。

季節の変わり目は特に条件が変化しやすいので注意しながら香りを楽しみたいですね。

お部屋でアロマを焚くのと湯船にアロマを垂らすのでも香りの広がりは相当違ってきますし、香水などは特に生理周期によって変わる体温変化に敏感になるので、いつもの香りを不快に感じる時は選び方を変えると良いです。

また、据え置きの芳香剤やアロマキャンドル、いつも使っている洗濯洗剤に柔軟剤も考慮して全体の統一感をまとめてみるのもおすすめです。

私は下着のすすぎ洗いをお気に入りのアロマ精油でサッと香りづけし、普段身につける香水はアロマ精油と共通の香りを取り入れています。体温で放たれる香りに統一感が出ます。

香りは、洋服と靴などファッションコーディネートと同じようなものであり、さらには臭覚を通して本能的に人に良くも悪くも印象付けてしまうアイテムでもあります。

初対面では視覚情報が9割ともいわれていますが、臭覚は視覚情報では伝達できない動物的本能に訴えかける重要な情報です。

秋の始まりにぜひ、自分なりに香りを分析して効果的なコーディネートを楽しまれてください!

この記事を書いたコンシェルジュ

TAMAKO/美容家・コスメプロデューサー

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