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香りを取り入れてwithコロナの時代のストレスケアに 

2020.8.30

今回は精油を使ったセルフケアをいくつか紹介します。香りを日常生活に取り入れて、withコロナでもストレスケアの方法を身につけておきましょう。

アロマの花

材料を準備する

精油や植物油、無水エタノール、精製水、芳香蒸留水…など、香りを使った手作り品というのは最初に色々と準備物が必要です。

保存をするのが目的の場合は、写真にあるような茶色や青色の遮光性のガラス瓶を使うのがオススメです。

また、作成する量や作り方によっては、はじめにガラスビーカーなどの容器の中で分量を量りながら作ると失敗も少ないですよ。

ビーカーはプラスチック製のものもありますが、使用する素材や衛生面、何度も使うことなどを考えると、ガラス製のものを用意しておく方が安心です。

サイズも20mlや30ml、50ml、100mlなどさまざま。自分が作成するものによって合う大きさのものをいくつか揃えておくと安心です。

ガラスビーカーとセットで準備しておくと良いのがガラス棒。ビーカーの中に入れた素材たちを混ぜるのに役立ちます。

また、保存容器には必ずラベルシールを貼っておくことをおすすめします。

たとえば

アロマルームスプレー
・ラベンダー3滴
・ローズマリー3滴
◯月◯日

など、何用のものなのかということと、精油を入れた場合は精油の名称と滴数、そして一番大切な作成した日付を記入します。

まずは自分の生活の中で取り入れられる形から

あなたの生活の中で香りを取り入れたい場所や方法があるか想いを巡らせてみましょう。

たとえば写真にあるようなアロマリードディフューザーなどは、無水エタノールと精油、スティック、ガラス瓶があれば、簡単にできてしまいます。

手頃なガラス瓶であれば良いので、もし自宅にある空き瓶でできそうならまずはそのガラス瓶を再利用してみましょう。

この時、なるべき口の小さめのものがオススメです。口の大きいものですと、倒してしまった時に中の液体がこぼれてしまったり、揮発のスピードが速すぎたりして長い時間楽しむことが難しくなってしまいます。

普段からご自宅で精油を使っている人は、もうあとほんの少しで無くなりそうな精油ボトルがあれば、それを再利用してみてください。60mlや100mlサイズの大きめの精油ボトルであれば特に、リードディフューザー用のスティックをそのまま差しても雰囲気が出ます。

今にも無くなりそうな精油ボトルに無水エタノールを加え、必要なら他の精油を入れブレンドします。

精油ボトルは遮光性のガラス瓶なので、飾るだけで絵になり、ラベルがそのままでもとても素敵です。

私も自宅では精油ボトルをアロマリードディフューザー用に再利用しています。そうすれば、1滴残らず精油を使い切ることができ、ますます植物の命に感謝することができます。

お風呂上りにボディケアを

オイル

夏でもエアコンのきいている部屋にずっと居ると肌が乾燥します。外に出れば夏の暑さ、紫外線、汗で疲れた肌のケアも必要になってきます。

サラッとしたテクスチャーのグレープシードオイルやスクワランオイル、マカデミアナッツオイル、サンフラワーオイルなどを10~15ml用意し、そこへお好きな精油(エッセンシャルオイル)を1~3滴入れよく混ぜ、お風呂上りの温まった身体に塗布してください。

意外と見落としがちな首の後ろや足の甲部分も、夏の日差しで日焼けしていたりセルフケアの行き届かなかったりする場所です。忘れずに薄く塗布しましょう。

自分の好きな香りで癒され、そのまま朝までぐっすり眠れば、ストレスケアとボディケアの両方がアロマセルフケアで担えます。

花や香りのクラフト作りを楽しむ

ピンクの花

以前にもご紹介しましたが、アロマワックスバー作りもオススメです。

https://www.beauty-concier.com/articles/ara181203/

特に最近は「ロスフラワー」に心を痛め、無くそうという取り組みが注目されています。

ロスフラワーとは、廃棄される花のことを言うのだそうです。

新型コロナの影響で、さまざまなイベントが中止や延期になり、イベントを飾るはずの花たちが行き場をなくしてしまいました。悲しいことに、毎日何千本も何万本も捨てられてしまうのだそうです。

生花としての花の命は短く、その場合は安値で取引されたり、あるいはドライフラワーなどにして花を楽しもうと取り組んでいる人たちもいたりします。

アロマワックスバーを作る際に、そうした花たち(この場合はドライフラワー)をふんだんに使うのも良いですね。

ワックス部分に香りを予めつけて固めるのも良いですが、ワックスに飾っている花の部分に香りを垂らしても良いです。

色の付いた精油などの場合は、ドライフラワーの色素と混ざり色が変わってしまうかもしれませんので、それが嫌だなという方は色の付いていない精油を使うか、ワックス部分にあらかじめ香りを付けておきましょう。

花のある生活は、心を和ませ、癒し、潤いを与えてくれます。この場合、香りはたくさんつけるよりもほんのりがベスト。

こういう時だからこそ、形は変わっても、花そのものを愛でたいですね。

読書の秋に向けて

本

まだまだ暑い日が続いていますが、季節はもう秋へと移り変わってきています。

読書の秋の準備をしませんか?

withコロナの時代に突入し、家で過ごす時間が増えているからこそ、ゆっくりと読書を楽しむのも秋の夜長には良さそうです。

借り物の本を開いている時は香りを使わない方が良いですが(本に香りが移ってしまうかもしれないので)、購入した本を開いている時であれば、読書の邪魔にならないくらい薄い濃度で香りをその場で楽しんでも良いかもしれませんね。

強すぎる香りは返って読書の邪魔になってしまいます。1~2滴で充分ですので、ぜひあなたの読書に相応しい香りを選んでみてください。


いかがでしたでしょうか。

自宅で過ごす時間がこれからも多くなっていきます。一つひとつを楽しみながら過ごせたら、ステイホームの時間が苦痛どころかとても快適なものになります。

香りは強すぎるとかえって気になったり気が散ったりしてストレスになります。でも、なんとなく心地良い空気だなと思えるくらいのやさしい香りなら、ストレスケアになります。

1滴の香りを大切に、愛おしさを込めて楽しんでください。

この記事を書いたコンシェルジュ

新垣 静香/アロマセラピスト

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