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新年度の頑張りすぎている自分をアロマテラピーでセルフケアしましょう

2019.4.17

体調を整えるためにアロマテラピーを無理なく毎日の生活に取り入れてみませんか?新年度になり半月が過ぎました。スタートアップの時期は色々と気を使い緊張をするもの。そろそろ疲れが出てきている頃ではないでしょうか。そんなときこそアロマテラピーの出番です。勤務中や平日のちょっとした時間に楽しめるアロマテラピーをご紹介します。

アロマペンダントで自分だけの香りを

ビジネスシーンでは、あからさまにアロマスプレーや練り香水をつけるわけにはいかない、という方も多いはず。

そんなときは、取り外しが簡単にできるアロマペンダントを利用しましょう。

最近ではさまざまなデザインのアロマペンダントがあります。チェーンが長めのものはブラウスの中にこっそり隠して身につけることもできます。

職場では外さないといけない、という方は通勤の間だけでもご自身のお気に入りのデザイン、チェーンのものを選びましょう。

アロマペンダントの種類にもよるので、購入したアロマペンダントの使い方を読んでアロマオイル・精油(エッセンシャルオイル)の滴数などを決めましょう。

最初は1滴から使うのをおすすめします。

アロマペンダントを首から下げた時に「ちょっと足りないかな?」くらいがベストです。

体温で温められ、じわじわと後から香りが感じられることもありますし、電車や狭い空間に入ると、意外と自分が思っているよりも濃く香りがすることがあります。

香り選びのポイントは、自分が好きな香りを使うこと。

あなただけの特別な香り、空間ですから、精油の持つ作用や働きも大切ですが、身につけていて落ち着く香りや好きだな~、癒されるな~と思う香りを素直に選んだ方が心地良く感じられますよ。

そして、できれば1~2日置きに香りは変えた方が良いです。

香りと記憶は密接に結びつきます。生きていれば毎日が必ずしも良いことばかりではないはず。

好きだからとずーっと同じ香りを使い続けて万が一嫌なことが起きてしまった時、その香りも嫌いになってしまうかもしれません。

時々、思い切って気分転換に香りを変えてみましょう。

自分のために香り選びをする時間も大切です。

頑張った一日をアロマバスタイムで癒す

一日の終わりはアロマテラピーをしてご自身を労わりませんか?

バスタイムではアロマバスソルトを楽しみましょう。方法は簡単です。

<アロマバスソルトの作り方>

<材料>
・天然塩 スプーン1~2杯
・精油お好みで 1~5滴

<作り方>
天然塩に精油を垂らし混ぜてから浴槽に入れ、よく混ぜる。

…たったこれだけです。

<アロマバスソルトにおすすめの精油>

  • ラベンダー
  • カモミールローマン
  • ゼラニウム
  • ネロリ
  • ヒノキ
  • ジュニパーベリー
  • ローズマリー

などがおすすめです。

柑橘系の精油を好まれる方も多く、もちろん使っても良いですが、お肌の弱い方は柑橘系の精油を使用すると少しピリピリする可能性がありますので、心配な場合は使用を避けるか、まずは1滴から試してみてください。

精油は上記の滴数を守りましょう。

天然精油は香りが残りにくいのでつい多く入れたくなってしまいますが、バスルームのような環境の中でたくさんの香りを使うと気分が悪くなってしまったり、肌への刺激も心配です。

疲れを取って自分を労われるバスタイムは、心地よいものであってほしいので、ガイドラインを守って使いましょう。

アロマボディオイルやアロマクリームでセルフトリートメント

お風呂上りや寝る前におすすめなのが、セルフトリートメントです。

お気に入りのアロマクリームやアロマトリートメントオイルはありませんか?

もしあるならそれを使いましょう。無い場合は、自分でも作ることができます。

<アロマボディオイルの作り方>

<材料>
・植物油(キャリアオイル)10~15ml
・精油(エッセンシャルオイル)1~3滴
・ビーカーまたはガラス製の小皿

<作り方>
ビーカーまたは小皿に植物油を入れ、精油を入れてよく混ぜる

植物油はお肌に合うものを選びます。

<アロマボディオイルにおすすめの植物油>

  • スイートアーモンドオイル
  • マカデミアナッツオイル
  • スクワランオイル
  • ホホバ

などがおすすめです。

お肌の弱い方は、購入前にパッチテストを行いましょう。

精油はお好みのものを選びます。目的に合ったものでも良いですね。

精油は入れ過ぎないように気をつけましょう。

セルフトリートメントをする箇所を考えて、なるべく使い切れる量だけを作って使うようにしてください。

そうすれば、また明日精油を変えてお好みのトリートメントオイルを作ってセルフケアできます。

香りをしっかり感じたいからと、決して精油を直接肌につけないようにしてくださいね。

アロマボディオイルを使ったセルフトリートメントの方法

セルフトリートメントする際は、決して圧をかけすぎないように、丁寧にゆっくりと行います。

足や手をケアする場合は、指先から徐々に心臓に近づいていくようにケアをします。好きな音楽をかけながらケアすると良いですよ。

お腹をトリートメントする際は、時計回りになるようにゆっくりと行います。

デコルテを行う際は、右→左→右→左…というように交互に手を滑らせるようにしてトリートメントします。

首~肩周りは疲れが溜まりやすいところですから、じっくりとセルフケアしましょうね。

大好きな香りと、しっとりとした植物油で肌も喜びます。

肌に残ったオイルのベタつきが気になる場合は、タオルで軽く抑えましょう。

パジャマにオイルが付くのが心配な方は、ホットタオル(フェイスタオルを濡らして固く絞ってラップをしてレンジで1分)で拭き取ると良いですよ。シャワーを浴び直す必要はありません。


いかがでしたでしょうか。

疲れが出やすいこの時季からアロマテラピーでセルフケアしておくと、明日からまた頑張れます。

そして、頑張りすぎているな、と思ったらどうか自分自身を大切にする時間を作ってあげてください。

5分でも10分でも良いのです。

その時にアロマテラピーがあなたにとって支えになるのなら、ぜひ使ってくださいね。

この記事を書いたコンシェルジュ

新垣 静香/アロマセラピスト