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肌細胞を老けさせない夏の終わりのスキンケア

2015.9.1

女性ホルモンサイクルに合わせたスキンケアで夏のダメージを撃退!肌も身体も夏のダメージを残したまま冬に持ち越しては、どんどん細胞が老けて行きます。インナーケア、スキンケア含めしっかり実践していきましょう。今日は女性ホルモンによって変わる肌状態に合わせてスキンケアを行う方法とスキンケアアイテムの選び方をお伝えします。

灼熱の地獄から解放されると思うとほっとするところではありますが、実はスキンケアはここからが本番。

肌も身体も夏のダメージを残したまま冬に持ち越しては、どんどん細胞が老けて行きます。

インナーケア、スキンケア含めしっかり実践していきましょう。

女性ホルモンサイクルに合わせたスキンケアを

スキンケア

日焼けをした後、紫外線を浴びてダメージを受けた肌を目の前にし、ここは何かを投入してアクティブにケアをして行きたいと思いがちです。

が、ちょっと待ってください。いきなりいつものスキンケアを変えるのはおすすめできません。

ポイントとしては生理前か後か。

もし生理前ならば、今までお使いのものを継続して使って、しっかりと洗い、保湿を心がけてください。

ただでさえプロゲステロン優位で、肌に溜め込みやすい時期。この時期はクレンジングを丁寧にして、肌をいたわりながら保湿することが大事です。

まだ乳液は残っていますね?クリームもありますね?

どうしても変化が欲しいけれど、まだまだ基礎化粧品が残っている、という場合は、1品オイルをプラスすると、混ぜて使えるので便利です。

生理後はスキンケア新製品を試すチャンスです

肌の調子も上り調子、どんどんアクティブなケアをして一気に肌のレベルを引き上げると良いと思います。

いつものケアにプラスしやすいのはオイルやブースター。

ブースターはその基礎ステップを邪魔せずに取り入れることができ、またお互いのスキンケアの吸い込みを高めるので、非常にプラスしやすいアイテムです。

例えば富士フィルムのアスタリフトのジェリーアクアリスタなんかはそうですね。

最近は、美容液でもブースターものが増えてきたので、アクティブなケアをしたい、でもいつものケアにどうやって組み込めばいいのかわからない、という人も簡単に加えることができるのでおすすめです。

美容オイルはそういう意味では、ブースターにもなり、マッサージにも使え、保湿もしてくれてふたの役目もしてくれる。非常に使いやすいアイテムです。

肌なじみも良いので使っていて効果を実感しやすい。シンプルステップが好きな方、予算をしぼりたい方にはおすすめです。

そして、ダメージがひどすぎて、今すぐなんとかしなきゃいけない!という待ったなしの方にはやはりアクティブな美容液の投入をおすすめします。

予算をとれる方は美容液&クリーム。

クリームには美容成分を配合しやすいという特性があるので、どうしてもどちらかしか選べない、という人はクリームを選択するのが良いかと思います。

常備しておきたい肌状態、ホルモンバランスに合わせたスキンケアアイテム

肌状態は一定ではありません。生理前後で大きく変わりますし、トラブルも発生しますし、加齢でどんどん肌は変わって行きます。

特に変わりやすいのはホルモンがピークに達して低下し始める30代前半、出産前後、プレ更年期の30代後半、40代など。

これにはホルモンがかなり関係しているので、アンバランスな人は、ホルモンケアも一緒にする必要がありますが、日頃からスキンケアはしっかりしておきたいところ。

肌が荒れた時に使えるものを必ず持っておく。肌が安定する化粧品を持つことで、心の安定にも繋がります。

最低でも生理前後で使い分ける化粧品を持つと良いと思いますね。

肌は常に変わっているので、本当はそれにあわせたスキンケアを行うのがおすすめです。

でも、実際はそんなにあれもこれも買っていられないので、例えばクレンジングだけ変えてみたり、化粧水だけ変えてみるのもよいでしょう。

べたつきやすい生理前はジェルタイプのものをプラスするのでも良いです。

生理後のアクティブな時期に使える強力美容液を持っておくのも良いでしょう。

ちょっとずつ、調整しながらスキンケアしていくだけで、肌がぐっと安定して行きます。

スキンケアアイテムを選ぶ方法

スキンケアアイテムを選ぶポイントですが、下記を目安にしてみてください。かなり製品がしぼられてくると思います。

効果実感が高い、というのはもちろん、使って浸透感がすごい、とか気持ちいい、というところは意外と重要なポイントになります。

① 目的に沿ったもの(美白したい!保湿したい!肌を落ち着かせたい!)を選ぶ
② 香りやテクスチャーなど五感で選ぶ
③ 使ってみた後肌を確認して選ぶ(直後、メイク後、メイクをとる時)
④ 時期を考える
⑤ 予算内であること

全部をがらりと切り替える必要はありません。今あるものでまずできるスキンケアをして、しっかりと肌状態を見てから、次に選ぶものを決める。

自分がどういう悩みを持っていてどうしたいのか。その目的意識を持って、まず自分が気になっているブランドから情報収集してみてください。

苦手、という方も多いと思いますが実はカウンターに行くことはとてもおすすめです。

なぜならば、化粧品は厳しい薬事法があって、「こういう効果があります」とwebサイトや資料ではうたえないからです。

カウンターへ行けば、もしかしたらそういった話も聞けるかもしれません。

隠れたエピソードは実はたくさんあります。足を運んだだけ得られる情報もある、ということ覚えておいてくださいね。

ポリシーを持ってスキンケアをすることが大事

soap

それと、肌が弱い方や疲れなどからちょっとアレルギーが出てきているような方にはやはりオーガニックコスメがおすすめです。

洗顔後の肌に一番最初につけるものをオーガニックにこだわりたい、という人もいらっしゃいますが、そういうこだわりを持ってスキンケアをすることはすごく大事ですよね。

自分の肌がどんなものを使ってどう変わって行くか、応えてくれたか、ということを感じながらスキンケアすることが本当のスキンケアだと私は思っています。

夏のダメージ肌におすすめしたいクレンジング

この記事を書いたコンシェルジュ

久保直子/ビューティジャーナリスト