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体内環境を整える年末のセルフケア!手作り入浴剤&お屠蘇で新年を迎える準備を

2016.12.22

年末は、恒例の大掃除と同様に体内環境も大掃除していきましょう!今回は、しっかりといらないものを捨てて体内環境を整え、必要なものを取り込むスペシャルなセルフケア方法をご紹介します。忙しくてもご自宅で簡単にできるデトックス方法と体内に良いエネルギーを取り込む手作りお屠蘇のレシピをお教えします。

 

慌ただしい年の瀬はスペシャルなセルフケアで体内環境を整える!

あっという間に年の瀬になりました。

寒さも増しているこの時期ですが、慌ただしくて自分のお身体やお肌のお手入れをする時間をついつい失念してしまうというのが正直なところではないでしょうか。

このまま一気にお正月まで駆け抜けるしかない!という方も多いと思いますので、今回は年末からお正月にかけてのスペシャルなセルフケアについてお話します。

年の瀬に、ほとんどの方が「やらなきゃ」と思っている大掃除。すでにもう少しずつ進めているという方もいらっしゃるでしょう。

家の大掃除をしっかり行えば気分もスッキリするものですが、同じように一年をリセットし、新たな年を迎えるためには、肝心要のご自身の体内の大掃除にも、ぜひ意識を向けていただきたい。

掃除というのは、いらないものを捨てて環境をキレイに整えるということです。

同様にお身体も、しっかりといらないものを捨てて体内環境を整え、必要なものを取り込み、キレイにすれば新年準備は鬼に金棒!

とはいえ慌ただしい時期ですので、ご自宅で簡単に出来きるということが大切です。

簡単に体内環境を整えるには入浴時に行うセルフケアが最適です。

 

体内環境ケアはとっておきの手作り入浴剤で半身浴から!

ゆず

余計なものを体内から排出し体内環境を整える準備として、まず半身浴から始めましょう。

今回入浴剤はこだわります。

 

【てるてる坊主入浴剤】

1.  最初にガーゼか木綿のハンカチを用意します。ハンカチは低廉なもので構いません。

2. ハンカチの中央に自然塩50gとジュニパーの精油5滴垂らす。

3. ユズやミカンの皮を1個分入れて、てるてる坊主のように輪ゴムか紐で結びます。

 

このお手製てるてる坊主入浴剤を持って、そのまま半身浴。みぞおちの辺りまでお湯につかり、冷えないように肩には乾いたタオルをかけてください。

お湯の中でてるてる坊主をモミモミすると、すぐに塩は解けて貴女を包み込みます。

半身浴の時間は、できれば30分。

お湯が冷めないように、また浴室の温度が寒くならないように調整してみてください。

この時間は一年間頑張ってくれたご自身のお身体に、お疲れ様の感謝の思いを込めて、ゆっくり過ごします。

半身浴をしながら軽くストレッチを行ったり、足の指を広げたり足首を回したり、無理の無い程度に軽く身体を動かせば血行が促進されて更に体内から温まります。

20分を過ぎる頃から汗が噴き出してくると思いますので、水分補給などをしながらもう少し汗を出しましょう。

この汗が一年間体内に溜まった老廃物を流し、体内環境をキレイに整えます。

30分経ったら湯船から出て、もうひと手間かけましょう。

 

体内環境の浄化。究極のデトックス法は!?

デトックス

さて、ここからが重要なポイント!

自然塩50gに、ペパーミントの精油を1滴入れた浄化塩を使って、足の裏を入念にマッサージします。

塩を手にとりゴシゴシと洗うように行います。

ザラザラ感が痛い方は、少しお湯に溶かしながらでも大丈夫です。

足の裏は体内にたまった老廃物を排出するデトックスのポイントでもありますので、足に意識を向けてしっかりと浄化しましょう。

そして、最後にもう一度、湯船につかって体内環境の浄化、デトックス入浴は終了です。

湯船から出た後は、前月お伝えしたボディーローションをたっぷりと塗って保湿も忘れずに!

https://www.beauty-concier.com/articles/qjFu7

お正月休み中にぜひ一度は行ってください。

まるで脱皮したような再生感と清々しさを堪能してみてください。

さあ、スッキリと体内環境を浄化した後は新年の行事ですね。

 

次なるスペシャルはお屠蘇!浄化した体内環境に良いエネルギーを

生姜

お正月は色々な行事がある中で、ハーブを使って行うスペシャルなケアとしては、お屠蘇を頂くことをおすすめします。

お屠蘇(とそ)とは、薬酒で正式には「屠蘇延命散」と言われ、中国の唐の時代に漢方薬と共に奈良時代に日本に伝わり、平安時代に宮中で正月行事に使われるようになりました。

5~10種類の生薬を日本酒やみりんに付け込んで作り、その効能を味わいます。

お屠蘇には「邪気を屠(ほふ)り、魂を蘇らせる」という意味があり、お正月に頂くことで一年の邪気を払い、かけがえのないご家族のご健康と無病息災を祈ります。

この祈りを込めた薬酒の効能を、丸ごと自分の手で閉じ込め、浄化した体内環境に良いエネルギーを染み渡らせましょう。

 

【手作りお屠蘇】

〇材料

  • シナモン 2本(1センチぐらいに手で割って)
  • ショウガスライス 5枚
  • クローブ 12粒
  • ローズマリー 小枝1本
  • ユズの皮千切り 大さじ1
  • ラム酒(ホワイトラム) 100cc

上記の材料をジャム瓶などの蓋のあるガラスの容器に入れ、1~2週間漬け込むとスパイスからしっかりと成分が出ます。

甘さが苦手な方はホワイトリカーでもOK。頂く際には、そのままでも薄めてもOKです。

 

美味しく五臓六腑に染み入り元気と活力が出る手作りお屠蘇で体内環境にエネルギーを注入し、新しい一年の無病息災を祈りましょう。

この手作りお屠蘇は、寒い日にホッと暖まりたいときや、気分が落ち込んでシュンとなっている時にも大変に有効です。

春が訪れるまでの冬の日々に、心と身体を温めて緩めるドリンクとしてお楽しみください。

 

慌ただしい年の瀬と、その先にある希望に満ちた新年を健康に過ごすために、ご自身のココロとカラダに意識を向け、ご家族に効能と慈味をお届けするスペシャルなセルフケアで、まずは頑張っている自分にお疲れ様のねぎらいと感謝の時間を持ちましょう。

新年にまた元気な皆さまにお目にかかれる日を、楽しみにしておりますね。

皆さまにとって新しい年がたおやかで希望に満ちあふれる年になりますよう、ご祈念申し上げます。

新年は効果的なセルフマッサージの方法を伝授!

乞うご期待。

 


サロンも運営しております。ぜひ、お越しください。

▼自由が丘 植物療法サロン はるゆみ | ビューティーコンシェル
https://www.beauty-concier.com/guide/salon/salonharuyumi/

この記事を書いたコンシェルジュ

野口 花琉実/ビューティーコンサルタント