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香り歳時記 -3月 桜-

2016.3.8

毎月おすすめの香りや精油を厳選し、その効果や使い方などをお伝えするコラム、香り歳時記。3月の香りは桜です。古くから日本人に愛されてきた桜。実はその花や葉の香り・成分に嬉しい効果があることを知っていますか?今月は桜の香りの効果や葉や花の使い方に焦点を当ててお伝えします。

八重桜

桜だよりに春の到来を感じる季節になりました。

進級や進学、転勤や転職など、これまでお世話になった方々や共に過ごした仲間との別れがあり、人生の季節の変わり目でもある3月。感謝の気持ちを表す言葉を1年で1番多く言う月かもしれません。「ありがとうの3月」ですね。

そんな私たちを応援するかのような満開の桜。匂いたつようなその姿に、日本人は特別な思いを抱くようです。

今月は、古くから日本人に愛されてきた桜の香りの効果やその使い方をお伝えしたいと思います。

 

桜の語源

桜の語源はいくつかありますが、民俗学では「サ=神」「クラ=座」で神様のいるところとされています。

五穀豊穣を願って桜の神に祈りをささげ、お神酒を供え、舞を奉納したそうです。

今の花見宴会の起源ですね。

でも、夜に桜の樹の下には行ってはいけない!とされていたそうです。魂を捧げてしまうから…。

そう思われても不思議ではないくらい、妖艶な姿でもあります。

 

桜の花の香り-使い方と効果-

桜にもたくさんの種類があります。自然種には香りの強いものもありますが、一番多く栽培されている染井吉野の香りはほんのわずかです。顔を近づけても香りを感知することは難しいとされています。

桜の花にはさまざまな使い方がありますが、やはり桜の香りを楽しむなら桜茶でしょう。

お祝い事に使われる桜茶は、お湯に桜の花の塩漬けを浮かべたもの。ほんのりと優しい香りが心を和ませます。

八重桜の関山が原料として使われますが、関山は大島桜の一種です。大島桜は香りのある桜として有名です。

八重桜
八重桜 関山

桜の花の香りにはリラックス効果があり、ストレスを解消し活気を蘇らせてくれます。そのことによりダイエット効果が期待できるといわれています。

また、メラニン生成の抑制、抗炎症、血行促進などにより美白効果も期待されるといわれています。

桜の花の塩漬けは飲むだけではなく、お風呂に浮かべると「サクラバスソルト」になり、疲労回復や肌荒れに効果的ですよ。

 

桜の葉の香り-使い方と効果-

桜餅

桜の葉の使い方として、まず思い浮かべるのは桜餅ではないでしょうか?

桜餅に使われる桜の葉は塩漬けされていますが、それは桜の葉の香りが塩漬けにすることで出てくるからです。

また、桜の葉には、鎮咳作用や去痰作用、整腸作用などたくさんの効果があり、そのため、古くから民間薬としても使用されてきました。近年では育毛剤としての効果も期待されているそうですよ。

これからが桜の季節。ご自宅に桜の木がある方は、愛でるだけでなく、花や葉の塩漬けやチンキ剤など、さまざまな使い方をしてみてくださいね。

この記事を書いたコンシェルジュ

佐佐木景子/アロマプロデューサー 佐佐木景子/アロマプロデューサー

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