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日本の薬湯十二ヵ月 ー2月 大根葉湯ー

2017.2.1

季節に合ったさまざまな薬湯をご紹介するシリーズ「日本の薬湯十二ヵ月」。2月の薬湯は大根葉湯です。日本人が大好きな大根。最近は葉付きの大根を見かけなくなりましたが、大根の葉には栄養がたっぷり。お料理だけでなく薬湯にも使えます。大根葉湯には温泉効果もあるそうです。

寒い時期にとびきり美味しくなる大根。

最近スーパーなどでは葉の無い状態で売られていることが多く、葉付き大根を見かけることが少なくなりました。

子供の頃は、家庭料理に大根葉はよく使われていました。新鮮で安全な野菜が手に入ることが多かったということなのでしょう。

葉が付いたままだと、根の部分の傷みが早いことから、流通に時間がかかり長期保存できるものが重宝がられる昨今の風潮で、葉は切られてしまうことが多いようです。

今回は、大根葉の健康効果を食べることだけではなく薬湯として利用することから考えてみたいと思います。

大根葉の健康効果

大根の葉

大根葉には、ビタミンA(β-カロテン)、ビタミンC、ビタミンE、ビタミンP、ビタミンK、食物繊維、カルシウムや鉄やミネラルなど、さまざまな栄養素が含まれています。

末梢の血流をよくするビタミンKとE、毛細血管を柔軟にするビタミンPが含まれているので大根場は冷え性に効果があります。

また、大根場の食物繊維による便秘解消やビタミンCの豊富さから美肌作りにも効果があるそうです。

捨ててしまってはもったいないですよね。

子供の頃は、大根のお味噌汁に葉も一緒に入れたり、大根葉を豚肉と一緒に炒めたりして食べていました。水溶性と脂溶性のビタミンが豊富なことから考えると、理にかなっていたのだなぁとつくづく思います。

昔の人が日常に行っていた当たり前のことが、実は長い間受け継がれてきた先人の知恵だったということなのでしょう。

大切な栄養素を十分に摂取してきたので、これまで元気でいられたのだと思うと、知恵を受け継いでくれた母に感謝です。

大根葉湯の効果

大根葉湯には新陳代謝をアップさせ血行を促進する効果があります。血行不良からくる冷えや肩こり、関節の痛みなどにも有効だとされています。

また、大根葉湯には生理痛や生理不順などの婦人科系の不調にも効果があると言われています。

【大根葉湯の温泉効果】

干した大根葉には、塩化物や硫化イオンなど温泉成分が含まれていることから、皮膚のタンパク質と結合して膜を作ることで保温効果をもたらすそうです。

温泉に入った時のようにポカポカした温かさが持続するということですね。

昔、山間部の農村では大根葉湯に入ることが習慣になっていた地域もあると報告されています。寒い冬を乗り切るための知恵がここにも活かされています。

大根の葉刻み

◆大根葉湯の作り方◆

  1. 大根葉を綺麗に洗い、刻んでザルに上げる(干してから刻んでもOK)。
  2. 1週間~10日程度、陰干しして乾燥させパリパリにします。この状態でジップロックなどに入れると3ヵ月くらいは保存可能です。
  3. 乾燥した大根葉50g程度を布袋に入れ、沸騰したお湯に入れて20分くらい煮出します。
  4. 袋と煮汁を一緒にお風呂に入れます。煮汁だけでもOKです。

自然の恵には捨てるところなんてないんですね。

葉付き大根を見かけたら、新鮮な証拠。ぜひ、お料理や大根葉湯を楽しんでください。

ただし、無農薬のものを選ぶことを忘れないでくださいね。

この記事を書いたコンシェルジュ

佐佐木景子/アロマプロデューサー