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秋の夜長を香りを取り入れながらゆっくり過ごそう

2020.9.16

朝晩がだいぶ涼しく過ごせるようになってきました。日が暮れるのも徐々に早くなってきて、秋の夜長を過ごすために色々とチャレンジしてみるにはちょうど良いタイミングです。

本読む人

読書の秋

読書の秋

本は読んでいますか?

最近はスマホやタブレットなどでも読めるものが増えてきました。ご自分に合った形、タイミングで読書ができると良いですね。

普段読書をしないという方の中には、継続したくてもなかなか続けられないという方もいます。そんな時は、以下を試してみてください。

●1週間に1冊読み終えるのを目標にしてみる

軽めの本(厚みの薄い本)からチャレンジしてみたり、活字に慣れていない時はイラストや写真が多めのものから読んでみたりすると良いと思います。

1週間に1冊というのが難しい場合は、10日に1冊、もしくは2週間に1冊でも良いと思います。無理のない範囲で、読書そのものを楽しんでみてください。

本屋さんだけでなく、地元の図書館にも目を向けてみるといいですよ。たくさんのジャンルの中から興味のあるものをまず選んでみてください。

本屋さんや図書館の静かで厳かな雰囲気は、毎日の忙しなさなどから気持ちをリフレッシュさせてくれます。

●読書のお供のハーブティーを毎日変えてみる

カフェで文庫本を開いている方を見ているととても素敵だな~と憧れます。

自宅以外の他者もいるという空間ですが、お茶をしながら小説などをゆっくり読む時間…。まるでそこだけは時間が止まっているか、とてつもなくゆっくりと流れているような、そんな美しさを感じます。

今はなかなか外でそのような時間を取れない、という方もいると思います。そんな時は、自宅でカフェ気分を味わってみましょう。

コーヒーや紅茶、ハーブティーなどを読書のお供にしてみてはいかがでしょうか。

秋の夜長を読書に使う場合は、ノンカフェインの温かい飲み物がオススメです。

毎日同じお気に入りのハーブティーを飲むのでも良いですが、これもまた気分転換に、毎日変化を付けてみても良いかもしれませんね。

今は、色々な味のハーブティーが1セットで販売されているところもありますし、お気に入りのハーブティーがいくつか見つかれば、それを日替わりで飲むのも楽しみの一つになって良いのではないでしょうか。

●ハーブティーにミルクやハチミツを加えてみる

ハーブティーを飲み慣れていない方は、ミルクやハチミツを少し加えると、甘く柔らかい味になり飲みやすくなりますよ。

ハーブティーは温かい方が飲みやすくて香りもよく立ちます。色もとてもキレイに出ると思います。

リーフで淹れるもよし、ティーパックでもよし。ぜひお気に入りのハーブティーと、飲み方を見つけてみてください。

●音楽も聴きながら

私は最近は、ピアノミュージックを聴きながら読書をすることもあります。

本の内容と音楽がなるべく合っているものの方が違和感なく、お互いに邪魔にもならずに良いと思います。

読書中の音楽で私がこだわっているのは、声の入っていない音楽を聴くこと。「歌」ではなく「曲」を聴きながら読書をしています。

そして、読書中の音楽はBGMとして少し小さめのボリュームで。

あくまでも読書がメインの時には私はこのように工夫しています。みなさまはいかがでしょうか。

●やさしい香りと一緒に

これもまた、本に香りが付き過ぎないように、そして香りに意識が向き過ぎないように、刺激の少ないやさしめの香りを選び、ほんの少しだけ香りがするようにしています。

その本の内容に合うような香り、そして音楽にも合うような香りを選べたらすべてがピタッと自分の中でハマるのでとても心地のよい時間を過ごすことができます。

この時の香り選びは、香りの効果効能ではなく、好きな香りを選び、その時の読書のスタイルに合うと思うものを選ぶというのがポイントです。

決してストレスにならないように、それでいて、香り選びも読書も楽しめますように。

バスタイムでナチュラルケアを

朝晩は過ごしやすくなってきましたが、まだまだ日中は暑い日がありますね。そのため、日中はエアコンの中に居て、身体が冷えているという方もいます。

お風呂にゆっくりと浸かって身体を温めましょう。その時に、天然のバスソルトをお風呂に入れてみてください。

今は様々なバスソルトが発売されています。

ヒマラヤ岩塩の中には「ピンクソルト」と言って、上の写真のようにピンク色をしているものがあります(黒や白もあるのですよ)。

ミネラル成分が豊富で、発汗作用もあるためデトックスしやすいのが特徴。夏の疲れがまだ出やすい今の時期、しっかりと汗をかけると入浴後はスッキリします。

硫黄を含まないのでにおいもほぼありませんから、お好みでエッセンシャルオイル(精油)で香り付けができます。

また、お風呂にピンクソルトを入れても湯船が一面ピンク色に染まってしまうわけではありませんので安心です。

バスソルト

「死海の塩(デッドシーソルト)」もオススメです。

死海に含まれているマグネシウムやカルシウム、ナトリウムなどの天然のミネラルは、一般的な海水に比べると約30倍多く含まれているそうです。

お肌に嬉しい成分がたっぷり含まれているため、入浴剤の代わりに使えるだけでなく美容面でも出番が多いといえます。

スクラブソルトとして肌に塗りこみ肌ケアをしたり、毛穴ケアをしたりすることもできます。

ただお肌の弱い方には刺激になることもありますので、注意が必要です。

先述のヒマラヤ岩塩のピンクソルトと同様に、エッセンシャルオイル(精油)を混ぜて香りを付けて入浴剤として楽しむこともできます。

香りを付ける場合は、5mlほどの無水エタノールに精油を1~5滴入れよく混ぜ、スプレーボトルに移し天然塩にスプレーして香りをつけましょう。

その後すぐにお風呂に入れ、よく混ぜて天然塩を溶かしながら香りも楽しんでください。

バラバスタブ

ドライハーブや花びらを湯船に浮かべて香りや色を楽しむのも良いですね。

お風呂に入れる場合は、生花の場合は必ず洗ってから入れるようにしましょう。

入浴後は栓を抜く前にハーブや花びらの回収をお忘れなく…。

寝室ではほのかな香りを

アロマライト

眠る時にアロマキャンドルを使用するのは危険です。うっかりウトウトしてそのまま火を消し忘れてしまうと火事になってしまうかもしれません。

お休み前は火を使わないアロマライトやアロマストーンなどを使いましょう。

アロマライトは、コンセントに直接差し込むタイプや調光式のものなど様々あります。やさしく温かみのある灯りとやさしい香りは、眠りの妨げにはなりません。

アロマストーンは、今、素焼きのアロマストーンが発売されているほかにも、石膏を使って自分で作成できるアロマストーンなどがあります。

アロマストーンで遠くまで濃い香りを届けるのは難しいですが、枕元でやさしく香ってくれるので、睡眠導入の際や睡眠中も邪魔になりません。

ぜひお好きな香りを1~3滴くらい垂らして、眠りにつきましょう。


いかがでしたでしょうか。

秋の夜長をゆっくり過ごし、夏の疲れを癒やしながら心と身体のケアをしましょう。

この記事を書いたコンシェルジュ

新垣 静香/アロマセラピスト