新年度をアロマテラピーで快適に、丁寧に、過ごしていく
2018.4.2
新年度がスタート!人の動きが活発になる今の時季は、知らず知らずのうちに心も身体も疲れやすくなっています。そんな時は香りを使って上手にセルフケアをしてみませんか?今回のコラムでは、新生活のさまざまなシーンに合わせたオススメの香りをご紹介しています。あなたのお気に入りの香りをぜひ探してみてくださいね。

新年度が始まりました。新入社員としてスタートする方も、異動で新しい環境に身を置くという方も、気持ちも新たに何か始めてみようと考えている方も…人の動きが活発になる今の時季。心も身体も疲れやすくなっていませんか?
季節の変わり目で身体がまだ慣れていなかったり、新年度ということで心身ともに疲れが溜まりやすくなっていたりと、セルフケアをしないと毎日過ごすのに精一杯になってしまいそうです。
今回は、なるべくご自身の第一印象で「これだ!」という香りを見つけて使っていただけるように、いくつかシーンに合わせた香りをご紹介します。
毎朝気持ちよく目覚めたい!
春眠暁を覚えずとはよく言いますが…。
慣れない早起き、疲れがしっかり取れていないのに今日も起きなければならない…など、ベッドの中でぐずぐずしてしまいがちではありませんか?
目覚まし時計の音で起きるのも良いですが、スッキリとした香りで目を覚ましてみませんか?
オススメの香りは、
- グレープフルーツ
- レモン
- ラヴィンツァラ
- ペパーミント
- ユーカリ
などです。
スーッとした香りを選んでみました。単品で使っても良いですがブレンドしても良いでしょう。
前日の夜のうちに精油と一緒にティッシュやコットンを用意しておき、朝に香りを1~2滴垂らして嗅いでみましょう。目は閉じたままで良いので、ゆっくりと深呼吸をするようにして静かに香りを嗅いでみましょう。
朝は1分、1秒が惜しい時間帯ではありますが、その日1日のスタートでもあります。好きな香りで目を覚ますことでなんだかいつもより良いことが起こりそうな気がしませんか?
日替わりで香りを変えても良いですし、自分がパッチリ目覚められる香りを見つけても良いと思います。
朝、顔を洗った後に使うスキンローションを手作りして用意しておくのもオススメです。朝使うスキンローションは、光毒性のない精油を使うなどしておくと安心です。
集中力が切れてきた!でも周りに邪魔にならない香りを
昼頃になると集中力が切れてしまう。花粉症から抜け切れず集中できない。疲れが取れない…。
朝の目覚めから数時間経ち、ランチ後は特に仕事への集中度が下がりがちです。「香りを使いたいけれど周りにも気を遣わなければならない」という時にオススメの香りのご紹介です。
- スペアミント
- レモン
- ジュニパーベリー
- 薄荷
- ローズマリーカンファー
などです。
これらの香りもたくさん使えば強すぎますので、アロマペンダントなどに1滴落として自分だけの鼻に届くようにしましょう。アロマペンダントを付けるのが難しければ、香りスティックや香り袋のようなものをカバンの中やデスクに用意しておいても良いかもしれませんね。
ポイントは1滴から試すこと。自分にとってちょうど良いと思っていても、周りにとっては香りが強すぎるくらいに感じられて、かえって周囲の仕事の効率に影響してしまうこともあります。まずは1滴で試してみてください。
今日も1日頑張った!お疲れ様
帰宅後はゆっくりとお風呂に浸かって休みましょう。
天然塩に1~5滴の精油を垂らしてよく混ぜてお風呂に入れましょう。あるいは、植物油に1~2滴混ぜてセルフトリートメントしても良いかもしれません。それさえできないくらいもう疲れてしまっている、という方は眠る前に火を使わないタイプのアロマディフューザーやアロマライトなどで寝室の環境を整えましょう。
オススメの香りは、
- ラベンダー
- ローズアブソリュート
- フランキンセンス
- ベルガモット
- ゼラニウム
などです。
これら以外に好きな香りがあるという方は、ぜひその香りを使いましょう。今日も1日頑張ったご自分をぜひいたわってあげましょう。好きな香りに包まれて眠れたら最高ですね。また迎える明日のために、1日頑張った自分を毎日毎日いたわるのも大切なこと。香り選びさえ面倒、疲れすぎて選ぶのが大変…という方は、ぜひ上記の香りから試してみてください。
ただし、好きではないな、苦手だな、と思う香りは使わないようにしてください。かえって自分にとってストレスになってしまうこともあります。それよりも、心地よいと思う香り、これが気に入っている香り、というものを使った方が、一つひとつの精油の特徴や働きよりも、よっぽどあなたの心と身体にとって良い効果をくれるはずです。
心身共に疲れやすい今の季節、ぜひアロマテラピーをうまく取り入れて1日1日をお過ごしください。