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働きながら転職活動をするメリット・デメリット

2018.10.10

転職活動は仕事を辞めてからするか、働きながらするか迷われている方も多いのではないでしょうか。今回の記事では働きながら転職活動をする際のメリット・デメリットについてまとめています。メリット・デメリットをしっかりと検討し、皆さんにとってベストな転職ができるようご参考ください。

人によって働き方や転職の理由、経済的な面などがそれぞれ違うことから、転職するにあたって、「仕事を辞めてから転職活動をする」か「働きながら(在職中に)転職活動をする」か、どちらが良いのかは一概には言えません。

とは言え、一度会社に退職することを伝えてしまえば、転職が上手くいかなかったからもう一度雇ってくださいとは言えませんから、転職サイトなどでは在職中に転職活動を行うことを推奨する傾向にあるのも事実です。

しかしながら、働きながら転職活動をするのにも当然デメリットがあります。

今回は働きながら転職活動をする場合のメリットとデメリット、そしてどんな人がこの転職手順に向いているかなどをまとめてみました。

転職活動の進め方に迷っているという場合には、ぜひ、参考にしてみてください。

在職中の転職活動、一番のメリットは経済的な安定性

<仕事をしながら転職活動をするメリット>

  • 転職活動中も安定した収入がある
  • 納得できるまで転職活動が続けられる
  • 転職に伴う税金・年金・保険の手続きを自分で行わなくて良い
  • ブランク(空白)期間がない
  • 転職先が決まらない場合、今の職に留まることができる

やはり一番大きなメリットは、転職活動中も安定した収入があることです。

転職活動には、思っているよりも経済的な負担があります。

転職活動中の期間も生活費(家賃、食費、光熱費など)はかかりますし、それに加え転職活動に関わる支出(被服費・交通費、通信費など)が増えるのですから、活動期間の長さにもよりますが、退職後に無収入で乗り切ろうと思ったら、かなりまとまった金額の貯蓄が必要になってしまいます。

また、会社を退職してしまえば、社会保険料や住民税などを自分で手続して支払わなくてはいけません。手間もお金もかかりますね。

その点仕事を続けていれば、生活に関わるお金は今まで通り収入からやりくりし、社会保険や税金も給与から天引き。転職に関わる部分だけ新たに支出が増えるだけですから、退職後の転職活動に比べ、負担も格段に小さくなると見て良いでしょう。

金銭的な不安は転職活動にも影響を与えます。経済的な苦しさから、あせって転職先を妥協することになってしまっては本末転倒。仕事をしながら転職活動をするなら、安定した収入を武器に、納得できるまで転職活動を続けることができます。

また、経歴にブランク期間がないのもメリットのひとつです。2~3か月のブランクならば転職活動をしていたと伝えればよいのですが、もし転職活動が上手くいかず、離職期間が長引いてしまった場合、働いていない空白の期間について企業側に不信感を与えてしまうかもしれません。ブランクが無ければ、その心配事が一つ減ります。

そしてもう一つ。転職に失敗しても現職のまま働き続けることができるのも大きなメリットと言えるでしょう。

働きながらの転職活動は、転職の選択肢が広がり、納得のいく転職ができる可能性が高いと言っても良いかもしれません。

お金はあるけど時間が無い!在職中の転職活動のデメリット

<仕事をしながら転職活動をするデメリット>

  • 転職活動に使える時間が少ない
  • 面接などのスケジュールの管理が難しい
  • 退職から入社までのスケジュールがタイトになることも
  • 有給を消化しきれないことも
  • 転職活動の長期化

在職中の転職活動のデメリットは、やはり時間が自由に使えないことでしょう。

自己分析や応募書類の作成、会社研究、面接準備など、自分の一生に関わることですから、抜かりなくやりたいところですが、仕事をしながらですと休日や通勤時間、帰宅後などの短い時間の中で効率的にやっていくしかありません。(勤務時間中はダメです!)

また、面接は平日昼間に設定されていることが多く、その場合有休を使ったり、シフトを調整したりしてスケジュールを管理しなくてはいけません。現職の関係で面接の日程が決まらず、チャンスを逃してしまうこともあるかもしれません。

そして、在職中の場合、内定や入社日が確定してから退職交渉を始めることになると思いますが、退職手続きや引継ぎなどに思ったより時間を取られてしまうこともあります。有給休暇の消化ができないぐらいなら「残念だった…。」で済みますが、新しい会社に迷惑をかけてしまうこともありますので、しっかりとスケジュール管理をするようにしましょう。

他にも、「納得できるまで転職活動が続けられる」ということは転職活動が長期化してしまう恐れもあるということ。納得できずに、いつまでたっても転職活動中ということになってしまうかもしれません…。

いたずらに長期化させないためには、最初に入社(退職)予定日を決めたスケジュールをしっかり立て、スケジュール通りにいかなかったら一度リセットするなど、転職活動を計画的に行う必要があるでしょう。決断をする時には、時間的なプレッシャーも大切なんです。

転職スケジュールを確認!転職の流れと期間

働きながらの転職活動が向いている人

以上のことから、次のような人は働きながらの転職活動を検討してみてはいかがでしょうか。

  • 転職に妥協したくない人
  • 有給休暇などが取りやすく、転職のために時間を効率的に使える人
  • スケジュール管理がしっかりできる人
  • 仕事のブランクを空けたくない人
  • 転職の時期にこだわらない人
  • 十分な貯蓄が無い人

※仕事のストレスなどで体調に支障が出ている場合などはこの限りではありません。

金銭的な余裕は心の余裕にもつながります。満足のいく転職をするためには、安定した収入を得ながら転職活動をすることが良いかもしれません。

転職活動のスケジュールなどでは、今の会社にも、応募先の会社にも迷惑をかけないよう心がけてください。

この記事を書いたコンシェルジュ

キャリア編集部

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