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マスクを外して笑顔の毎日を過ごすために

2022.6.30

少しずつ在宅勤務から出勤に変わってきている方や休日に外出される方が増えてきました。

そして、季節も梅雨があけ、暑い日々が続いています。
夏は、暑くなるにつれて熱中症予防対策でマスクを外す機会も増えてくる季節。

マスクを外した時のために、フェイスケアを行いましょう。

女性 笑う

マスクの下のケアをはじめましょう

マスクを常につけなければならない状況となった2年程前や、季節の変わり目に定期的に訪れるマスクの下の肌荒れ。梅雨もあけて夏に向けた日焼け対策や熱中症予防対策も準備をしなければならない季節がやってきました。

梅雨の時期は晴天が少ないからといって日焼け止めを塗るのを怠りがちですが、雨の日でも約30%、曇りの日は約60%の紫外線量が地上に降り注いでいると言われています。少しくらい大丈夫だろう、と油断して対策をしないでいると、気が付いた時にはマスクの境目のところからくっきりと日焼けで色が変わってしまっているなんていうこともあります。

本格的な脱マスクまでには時間がかかると思いますが、外出をする際は、日焼け止めを塗るなどして紫外線対策をして出かけるようにしましょう。

とはいえ、肌荒れを起こしているお顔に強力な日焼け止めをいきなり塗るのは肌への負担を考えたら避けた方が良さそうです。

日常使いの日焼け止めは、高SPFやPA値のものよりも少し低くてもこまめな塗り直しができるものの方が肌への負担を抑えることができ良いです。特に、マスクによるこすれなどで日焼け止めが部分的に取れてしまうこともあるため、塗り直しのしやすいタイプを使いましょう。

クレンジングや洗顔で日焼け止めをしっかり落とす

一日の終わりは日焼け止めやメイクをきちんと落としましょう。

ウォータープルーフタイプや、SPFやPA値が高めの日焼け止めを塗ったときには、特にしっかりとクレンジングをしないと、日焼け止めが毛穴に詰まったまま落ちきれず、蓄積すれば肌荒れの原因にもなりかねません。

何度もゴシゴシとこするのは肌への負担もあるため、専用クレンジングやオイルクレンジングで落とすようにしましょう。ただし、オイルクレンジングは洗浄力が他のものよりも強いため、使い続けると肌が乾燥しやすくなります。なので、オイルクレンジングで日焼け止めを落とした後は、いつも以上に保湿ケアをするよう心がけましょう。

日常使いの日焼け止めであれば、ゲルやクリームタイプのクレンジング剤でも落とすことができます。また、汗ばむ季節でもあるので、汗や顔に付着した汚れもしっかりと洗顔して落としましょう。

クレンジングや洗顔のあとは、化粧水や美容液、クリームなどで保湿を行います。季節や自分の肌に合ったものを選ぶことで、肌が整い、今の季節に多い化粧崩れを防ぐことにも繋がります。

マスクの下を労わり、肌へのご褒美を

マスクを外すようになると、マスクでこれまでは見えていなかった口元部分や頬が気になるものです。マスクを付けている時にはあまり動かしていない顔の筋肉は、硬くなりがちです。鏡を見て、口をすぼめたり口の中に空気を入れて頬を膨らませるなどして、顔の筋肉を上下左右に動かしてみましょう。

毎日のセルフケアに加え、プロの手を借りるのも良いでしょう。月に1度でも、フェイシャルエステを受けることでセルフケアでは味わえないような肌感覚になれることもあります。普段、他人に触られることが少ない顔を丁寧に施術してもらうことで、顔の筋肉を動かす大切さや、意外と顔も凝っているのだなと気が付いたりすることもあります。セルフケアでは行き届かないケアをしてもらうことで、自分自身を大切にする体験と時間を得ることができますよ。

肌がぷるぷるになると表情も明るくなり、気持ちも上向きます。感染予防対策としての考え方は置いておくとして、肌がよみがえれば、人前でマスクを外すのが怖くなくなりますね。

いかがでしたでしょうか。先日は政府による脱マスクの基準が示されるなど、最近は少しずつコロナ禍前のような働き方に戻りつつあり、在宅勤務の多かった方も出勤が増えてきています。

マスクを人前で外すのがなんとなく照れくさく思う方も多いと思います。私もその中の一人ではありますが、汗ばむ季節になって吹き出物やお肌のザラザラが目立つ前に、日常生活でできるセルフケアや専門家の力を借りてケアをしましょう。

この記事を書いたコンシェルジュ

新垣 静香/アロマセラピスト

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